Windows 7へのインストールの情報と問題
回線設計他 Windows 7へのインストール情報と既知の問題
新しく出たOS Windows 7での確認されたインストール情報と問題を下記に示します。
多くはVistaと同じ問題があり、対応も同じですので同じものはここでは省略します、Vistaを参照してください。
1.インストール
インストールは回線設計で確認しましたがVistaと同じ対応で、インストールできたことを確認しました(よって、2008年版以降なら可能と思われる)
2.ソフト起動
起動も回線設計で確認しましたが特に問題ありませんでした
3.機能
-1.MsAgentで背景が透過しない

原因はMicorosoftの問題みたいで、HotFix(OSの修正プログラム)が出ています。
HotFixの取得は下記(X86)よりアクセスし、MsAgetntにチェックを入れて、mailアドレスなどを登録すると、
ダウンロードアドレスと解凍用パスワードが送られてます。
当方の確認では、正常に背景が透過するようになりました。
HotFixの取得
Microsoftよりのメッセージでは、完成版は次期サービスパックに入れるとなっています。
又は、CDのWindows\Windows7HotFix\MsagentHotFix\Windows6.1-KB969168-x86.msuを実行しても対策出来ます
但し、64Bitの時は Windows6.1-KB969168-x64.msu(2012/10/16以降発送のCDに同封)
MsAgent関連で追加情報
64BitOS時のMsAgentで日本語が喋れない現象が有りましたが、CDのWindowsフォルダーのlhttsjpj.exeをダブルクリックで実行すれば喋るようになりました
-2.地図へ緯度経度埋め込みで失敗
原因は、型指定が厳密化されたみたいです。
対応は、ソフトを修正しますが、多くの場所に関連するため。ぬけが有ればご連絡ください
-3.エリア調査で使用している、Msxml.dll(Microsoft製)のサポートが終了したみたいてす。
対応は、最新のMsxml6.dllに参照を変更
-4.Windows7との関連は分かっていませんが、Windows7+IE8でGoogle Earth pluginが動作しないが一件確認されました。(pluginはインストール済み)
現象は、回線設計よりのGoogle Earthによるフライトシュミレータが動作しない。
(もっともこの時は回線設計とは関係なくPC本体でもGoogle Earth pluginが動作していませんでした->pluginが入っていませんとのメッセージ)
対応は、c:\Program files\Google\Google Earth\plugin\ie\5.2.0.5932\plugin_ax.dllをc:\Windows\system32へコピーし
plugin_ax.dllをレジスリー登録。これで解決しました。
(レジスリー登録=コマンドWindowsよりc:\Windows\system32へ移動し、regsvr32 plugin_ax.dllを実行)
-5.インストールで、EXPSRV.DLL(Microsoft製)が既に有る時上書きが禁止されるみたいてす。
対応は、既にあるので無視で良いと思います
-6.エリア調査の格安GPS(BU-363)のWindows7用ドライバーが提供されていない。
Windows7用ドライバー不具合に暫定対応
-7.修正版等を手動でコピーする時のエラー(更新出来ない)件について
Vist・Windows7以降ではエクスプローラ等で"Program Files"へのファイルコピーする時は、管理者権限でログオンして無いと失敗します。
原因はUAC(User Account Controlの略 Windows Vista以降に搭載されたセキュリティ機能)のフォルダの書き込み保護機能です。
これへの対策は、下記のどちらかの方法と成ります。
a.管理者権限でログオンし直してからコピー。
b.インストール先を"Program Files"以外にする事です。
回線設計の例では、既にインストール済みで有れば、回線設計のフォルダーごとコピーしてもいけると思います。
例えば、C:\Tools\回線設計 等のように
-8.GisViewerの行政界が正常に動作しない(Windows8で判明した内容ですがwindows7にも該当するため追加)
Accessなどがインストーネされていれば問題ないみたいですが、標準ではMicrosoft Access Jet 4.0がインストールされなくなっているみたいです
対応は、下記のどちらかのAccessデータベースエンジン(Microsoft)をインストールしてください。
a.Microsoft Access データベース エンジン 2010 再頒布可能コンポーネント(OSが64Bitのときは64Bit用を選んでください)
b.Jet 4.0 Service Pack 8 (SP8) for Windows XP32Bit用
また、"Program Files"へコピーしても、変更されない現象の時は、この問題の救済策として仕組まれた32bitアプリケーション動作時のファイルとレジストリの仮想化の現象です。
具体的な現象としては、"Program Files"下にインストールされてあっても、変更/書き込みが許されていない場合には、
新たに更新されたファイルの内容が、仮想化先のフォルダに書き込まれてしまいます。
エクスプローラの通常設定では見つからないので、ファイルの実体がどこに行ってしまったのか判らなくなることがあります。
これはアプリケーション側から見ても同様のことが言え、テキストエディタとの連携機能などで弊害が出てしまいます。
このファイルとレジストリの仮想化は、32bitアプリケーションだけの一時的な仕様で、マイクロソフトは将来的にはこの仕様を無くしてゆく可能性がある事をアナウンスしています。
仮想化先は、
例としてCドライブにWindows Vistaや7がインストールされている環境でユーザーが"ABC"の場合。32bit環境(OS)における回線設計の例として、
Vista/7(32bit)
インストール先: C:\Program Files\回線設計
仮想化先: C:\ユーザー\ABC\AppData\Local\VirtualStore\Program Files\回線設計
※確認方法、日本語エクスプローラでは、"C:\Users"が"C:\ユーザー"に変換されて表示されます。
仮想化のフォルダ(AppData以下)は、エクスプローラ(コンピュータ)の通常設定では参照できません。
「すべてのファイルとフォルダを表示する」の設定にして下さい。
設定方法は、「エクスプローラ」にて"Alt"キーを押して表示されたポップアップメニューの
「ツール(T)」→「フォルダオプション(O)」→「表示」タブにて「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェックを入れて「適用」して下さい。
-8.回線設計やパンザマスト強度計算で、windows7で.Netframework4.0しか入っていない時は、.Netframework3.5も入れる必要が有ります。
確認方法は、フォルダーで確認します。Windows->Microsoft.NET->Framework->V.3.5が有ればの入っていると思います。
ない時は、
必要なのは基本クラスの.Netframework2.0ですが、、.Netframework3.5までは付いていたのですが、.Netframework4.0からは手動で入れる必要があるみたいです。
Microsoftサイトよりインストール出来ると思います。
また、.Netframework3.5を有効にするには、下記の設定が必要です。
a.コントロールパネルよりプログラムのアンインストールをクリック

b.Windows機能の有効化又は無効化をクリック

c.Microsoft .Net FrameWork3.5.1をチェックする(チェックに色がつく)

注意:Vistaやwindows7ではProgram Filesフォルダーへのファイルコピーや書き込みに管理者権限が必要です。
よって、Vistaやwindows7では管理者として起動して下さい=PCへのlogonユーザーを管理者とし、ソフトの起動はマウスの右クリックで管理者として起動)。
2011/3/2以降の最新版には管理者権限で立ち上げていないと注意メッセージを出すようにしました(回線設計時の例)
Windows 7は新しく出たOSです。
上記現象は、確認できた分のみで、今後確認され次第追加します。
又、今後Windows 7への対応は2010年版は試用として順次機能を組み込んでいく予定です、正式機能としては2011年版よりの予定です。
インストールはこれらの事を承知した上で実施してください。
また、Windows 7に関する質問は2010年版以降が対象となります。
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