Windows 64Bit版へのインストールの情報と問題
回線設計他 Windows 64Bit版へのインストール情報と既知の問題
Windows 64Bit版への対応について。
Windows 64Bit版について検証しています。2013/3/15現在の状況です
対象はWindows8の64Bit版です。(Windows7も同様と思います)
64Bit版に特化した情報で、32Bit版OSと共通も問題は省略します。
1.64Bitプラットホームでの動作確認
-1.回線設計・パンザマスト強度計算等32Bit環境で作られたソフトは64BitOSで32Bitプラツトホームで動作します
-2.64Bitのプラツトホームで動作ソフトはバージョンの中か、タイトルに(34Bit)を表示します(今後の改定時に)
-3.64Bitのプラツトホームで動作確認済
a.GISViewerは64Bitのプラツトホームで動作します
b.警報音シュミレーションは64Bitのプラツトホームで動作します
c.コンクリート柱強度計算は64Bitのプラツトホームで動作します
d.機器据え付け強度計算は64Bitのプラツトホームで動作します
e.衛星軌道と衛星通信は64Bitのプラツトホームで動作します
f.FWA・無線LAN計算は64Bitのプラツトホームで動作します
g.その他、2013年以降.Netで作られたものは、基本的に64Bitのプラツトホームで動作します
2.64Bitプラットホームでの問題と対応
-1.Google Earthより建物などの高度を読み取る機能での不具合
Google Earthより建物等の読み取りはGoogle Earth Plugin(X86?)が使われているため、プラツトホームをX86に固定、これにより64Bitでも動作します。
Googleよりのメツセージ(2013/3現在)
現時点で Google Earth プラグインをご利用いただけるウェブブラウザ:
Microsoft Windows(Windows XP、Windows Vista、Windows 7)
Internet Explorer 7 以上(32 ビット)
-2.回線設計の自動UPDATEでUnlha32.dllの不具合
Unlha32.dllは32Bit用で、64Bit用は出さないみたいです。
また、当社製の自動UPDATE用ソフトUpdate.exeはAnyCPUで作られているため、64BitOSより起動されると64Bitモードで動作します。
この状態ではUnlha32.dllは利用できないみたいです。(Unlha32.dllの64Bit版をインストールしていると可能ですが)
よって、Update.exeをWOW64(32Bit ON 64BitOS)で動作させるように変更しました。
-3.行政界やサービスエリア合成が正常に動作しない
Accessなどがインストーネされていれば問題ないみたいですが、標準ではMicrosoft Access Jet 4.0がインストールされなくなっているみたいです
対応は、32Bit用Accessデータベースエンジン(Microsoft)をインストールしてください。(OLEDB 12.0)
(単独では64Bitで動作するソフトもありますが、Accessデータベースエンジンの32Bitと64Bitが混在できないため、32Bitに統一します)
Microsoft Access データベース エンジン 2010 再頒布可能コンポーネント(OSが64Bitのときは64Bit用を選んでください)
但し、2013年版以降が対象です。
また、32BitOfficeがインストールされていると、64Bit用Accessデータベースエンジンがインストール出来ないなので、32BitOfficeを削除後インストールして下さい。
環境が無いので未確認ですが、2014年版以降で、32BitOfficeがインストールされていると、データベースエンジンMsAgentをOLEDB4に固定すると動作するかもしれません。
どうしても64Bit用Accessデータベースエンジンしか入れられない時、サービスエリア合成は外部Toolで合成が使えます
又は、ユーザーレベルを1以上にすると、参考機能で64Bit用Accessデータベースエンジンで合成する機能が動作します。(但し、2014は評価、2015より正規)
追加情報ですが、Office2013(Access無し)をインストールしているとエラー(データベース エンジン用ドライバーが入っていない)が出るみたいです。
当方にはOffice2013の環境が無い為確認できませんが、下記の情報によるとOffice2013以前のOfficeでは問題なかったみたいですね。
http://www.mapcom.co.jp/support/hint/data/hint48.htm
https://support.office.com/ja-jp/article/Access-%e3%83%87%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%99%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%81%ab%e6%8e%a5%e7%b6%9a%e3%81%99%e3%82%8b-ae74f370-5ddb-4380-aaf1-fca4e81563a3?ui=ja-JP&rs=ja-JP&ad=JP
Office2013でAccessが無い時は別途下記をインストールする必要があるみたいですね。
Access データベース エンジン 2010 Service Pack 1 が必要みたいです。
今後Microsoft提供のOfficeはバージョンにより提供形態が変化する可能性がある為、動作は保証の限りではありません。
-4.XFile Viewerが正常に動作しない
Microsoftより提供されているDirectX用コンポーネントは32Bit用の為、64Bitでエラーが発生。
対応は、XFile Viewerのプラットホームを32Bitに固定しました。
修正版はHPへUPしました
注意:Vista以降ではProgram Filesフォルダーへのファイルコピーや書き込みに管理者権限が必要です。
よって、Vistaやwindows7・8では管理者として起動して下さい=PCへのlogonユーザーを管理者とし、ソフトの起動はマウスの右クリックで管理者として起動)。
2011/3/2以降の最新版には管理者権限で立ち上げていないと注意メッセージを出すようにしました(回線設計時の例)
Windows 64Bit版は新しいOSです。
上記現象は、確認できた分のみで、今後確認され次第追加します。
又、今後Windows 64Bit版への対応は2013年版は試用として順次機能を組み込んでいく予定です、正式機能としては2014年版よりの予定です。
インストールはこれらの事を承知した上で実施してください。
また、Windows 64Bit版に関する質問は2013年版以降が対象となります。
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