多重回線設計
目 次

  ・計算条件設定

 ・計算結果表示


1. 機能
−1. 下記方式の回線設計に対応
a. 400M帯 SS−SS 未サービス
b. 2.4G帯 TDMA多方向 ITU-R仕様
c. 6.5G帯 4PSK
d. 6.5G帯 16QAM
e. 7.5G帯 4PSK
f. 7.5G帯 16QAM
g. 12G帯 4PSK
h. 12G帯 16QAM
i. 40G帯 4PSK・2PSK
−2. 計算内容(但し、方式により利用しないものも有り)
a. 伝搬損失
・自由空間損失
・遮蔽損失
・平面大地損失
・見通し外伝搬損失
b. 必要マージン
・正規反射によるフェージング
・不規則反射によるフェージング
・降雨による減衰
c. その他計算値
・レーレーフェジング
・等価レーレーフェージング
・他
−3. 制約条件
・2.4G 多方向の最大局数は30局



2. 操作
1. 新規計算時は、下記順序で条件設定を願います
a. 周波数・方式よにり、方式を選択。
b. 環境共通条件を設定(重要度・計算方式・地域)
c. 機器共通条件を設定(送信電力・ATT・チャンネル容量・自動等化・年変動による増加係数)
d. A・B局の条件設定
局名
空中線
主フィーダ
補助フィーダ
共用器損失
分配器損失
位置(緯度経度)
空中線標高・地上高
伝搬路
e. 反射板の設定(必要により)
f. SDの設定(必要により)
2. 既計算データを利用時は、下記順序で条件設定を願います
a. システムのプルダウンメニューよりファイルを開くを選択
b. ファイルの一覧より目的のファイルを選択。
3. 計算開始
a.OKボタンをクリック
4. 必要により、パソコンより確認メッセージが出てきますので、答えて下さい。
5.

 

計算値表示
a. 2.4Gの多方向のみ局名のアップダウンスイッチにより、複数局の切り替えが可能。
b. この画面より下記機能が実行出来ます
・結果印字
・データをファイルへ保存
・条件変更
・見通図作成
・損失一覧
・計算途中の主要数値の表示
・他 



3. 注意事項
2.4Gの反射波の影響で、空中線の角度損データが未入力の為、等価レーレー値は手入力で対応願います。

条件設定

プルダウンメニユー                 

システム  条件  見通図  回線系統図  Help         コマンドボタン

システム

  

フアイルを開く 既存データフアイルを読み込みます
空中線パターン 空中線のパターンを表示します
地形Tablet In 地形データをタブレツトより入力します、VHFタブレット入力参照
地形キーボードに入力無し  
終了確認無し 計算終了時の、確認を省略します。
プリンタ設定  
終了 多重無線回線設計の終了

条件

  

A局条件 A局側の条件設定画面へ切り替える
B局条件 B局側の条件設定画面へ切り替える
反射板−1 使用   反射板1を使用する
条件   条件設定画面に切り替え
反射板−2 使用   反射板2を使用する
条件   条件設定画面に切り替え
重要度 一級回線
準一級回線
二級回線
その他
Base or Repeater TDMA Mult Point用ファイル
Bit error rate 10-4
10-7(電力系統保護) 
計算方式 ARIB
国土交通省
ITU−R
地域 指定無し
北海道
東北
本州(東北以外)
四国・九州
沖縄
Area File TDMA Mult Point用ファイル
再計算  
反射条件再設定  

見通図

  

スケール プロフィル スケール選択
フレンネル フレンネルを作図
利用データ 地図データ
内部処理データ
Tablet データ
直線表示 ポイント間を直線で表示
詳細目盛削除 詳細目盛を非表示とする
日本測地系緯度経度併記 印刷時に、日本測地系緯度経度を併記
汎用タイプ  

 

回線系統図

回線系統図 回線系統図を参照

Help

  

Help 本ファイル
2.4G Multipoint  
Pre Check  

コマンドボタン

OK 条件を確定し計算開始
A−B切り替え A局とB局との条件設定画面を切り替えます
反射板  

  方式選択

  

  反射板条件設定画面

  

目 次

 

M分布による降雨減衰に対応機能追加

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