RVMX Acceleration(加速度)クラス
RVMX USBよりIIC(I2C)接続クラスの紹介
概要 RVMX USBよりIIC(I2C)接続クラスの紹介です。
近年、ドローンやロボット・IOTのセンサが安価で大量に出回るようになりました。よって、それらをPCでも使えるようにするためのクラスです。
多くのセンサとの通信はIIC(Inter-Integrated Circuit)やSPI(Serial Peripheral Interface)等で、直接PCと接続できません。本クラスはIICとUSBを接続する機能です。
現在の対象はCP2112チップ(USAテキサスのSilicon Labs製)を使ったインターフェイスのみが対象です。
その機能概要を紹介します。但し、OSはWindows10以降で64Bitのみ対応。
本クラスの直接の提供は予定していません。当社作成のソフトへの組み込みで提供します。
1.利用方法
-1.確認に使ったCP2112インターフェイス。
a.CJMCU-2112 CP2112評価センサー、CCS811デバッグボードUSB-I2C通信コンバーターモジュール用です。(dolity[中国深圳市]より平行輸入)
b.その他多くのインターフェイスボードがインターネット上で販売されています。
サンハヤトの例
-2.CP2112インターフェイスとセンサ間はIIC(I2C)で接続、VCC・GRN・SCL・SDAの4本で接続
MPU-92/65(9軸加速度・各速度・ジャイロセンサ)を接続例
-3.CP2112インターフェイスをPCのUSBに接続。
自動的に必要なドライバーがインストールされます。
接続前
接続後、2つの項目が追加されます。(Microsoftドライバー)
2.機能概要
PCのUSBより制御が可能となります。
試験ソフト機能を使って説明します。
-1.試験ソフト画面
アドレスとデータはMPU-92/65(9軸加速度・角速度・ジャイロセンサ)
a.画面説明 画面はMPU-92/65(9軸加速度・角速度・ジャイロセンサ)を接続して試験した例
接続前の例
a-1.チップ型名表示 CP2112
a-2.書込みタイムアウト 書込み時のタイムアウトの設定(ms)
a-3.読込みタイムアウト 読込み時のタイムアウトの設定(ms)
a-4.接続/切断ボタン PCとインターフェイス名の接続をON/OFFします。接続すると、インターフェイス名(CP2112)とメーカ名が出ます。
a-5.書き込み試験 I2Cへの書込み試験
a-5-1.アドレス(Hex) I2C経由の書き込み先スレーブアドレス指定
改行を入れて複数設定が可能
a-5-2.データ(Hex) 書き込みデータを設定、アドレスに対応
a-5-3.書込みボタン 書き込み開始、右側に結果が出ます、正常時はOK
異常時の例
a-6.読込み試験 I2Cへの読込み試験
a-6-1.アドレス(Hex) I2C経由の読み込みスレーブアドレス指定
a-6-2.読み込み数 読み込み数(バイト)を指定
a-6-3.ターゲット ターゲットアドレスを指定
a-6-4.読込みボタン 読み込み開始、下に結果(正常時は読み込みバイト数、エラー時にはエラーメッセージ)が出ます
また、最下段に読み込みハイドがHex表示されます。
異常時の例
b.メニュー
b-1.システム
b-1-1.ファイル
b-1-1-1..読み込み 試験環境をファイルより読み込みます。
b-1-1-2.保存 試験環境をファイルへ保存します。
b-1-2.インターフェイスIC 使われているチップ設定(現在はCP2112のみなので固定)
b-1-3.スレーブアドレス I2Cのスレーブアドレス設定
b-1-4.アドレスシフト 使われているチップ用ドライバーによりI2Cへ送るスレーブアドレスをシフトする必要が有るための設定
(現在はCP2112のみなので固定)
b-1-4.終了 本試験ソフトの終了
b-2.Help
b-2-1.説明 本説明
b-2-2.RVMXリンク RVMX者ホームページへ
b-2-3.バージョン ソフトウエアー情報
3.関連ソフト