国土地理院の新電子地形図に対応
概要
国土地理院の新電子地形図(300dpi)に対応した機能を追加しました。現在は25000のみ確認済です。
現在はβ版です。
動作は2015年版は試用で、2016年版より継続使用ができます。
1.使い方
-1.DVDより地図ファイルをコピーするとき、.tifや.csvだけでなく.tfwもコピーしてください。
-2.地図の種類選択時は1/25000を選択してください。
-3.その他は1/25000数値地図の時と同じです(地図の種類は1/25000を選択すると自動的に電子地形図と判定します)。
2.対応ソフト
但し、動作の確認は未確認のものもあります。
・回線設計
・警報音達シミュレーション
・RVMX GISViewer
・FWA/無線LAN
・ヘリTV
・エリア調査
3.調整
北半球の地図は北極を頂点とした台形となり、各地図をつなぎ合われるときどうしても隙間やズレが出ます。
それらが気になる時は下記の方法で調整ができます。
ルートに有るkokudoworldaj.configで調整できます。(無い時はメモ帳等で作成してください)
無くても動作はします(設定が無い時は初期aが使われます)、又必要な項目のみでOKです。
-1.xaj=数値(ピクセル) 貼り付け時の横方向の位置調整(初期値=-5)
-2.yaj=数値(ピクセル) 貼り付け時の縦方向の位置調整(初期値=0)
-3.waj=数値(ピクセル) 貼り付け時の幅調整(縦方向の隙間が出来るときに利用)(初期値=5)
-4.haj=数値(ピクセル) 貼り付け時の幅調整(横方向の隙間が出来るときに利用)(初期値=5)
-5.xlj=数値(ピクセル) 切り出し時の位置調整(つなぎ目が合わない時に利用)(初期値=-10)
4.例
1/25000を合成した例
5.新電子地形図について
今までの数値地図は紙ベースの地図を電子化したもので、地図のコーナーも日本測地系の緯度経度で区切りの良い値となっていました。
しかし、新電子地形図は世界測地系で区切りの良い値の緯度経度となり、画像はベクターデータより作成されています。
解像度は508dpi、300dpiがありますが、300dpiをお勧めします。508dpiではサイズが大きくなりすぎます。
現在は25000しか確認していませんが、ユーザーさんのご要望とサンプルがあれば20万や5万も対応予定です。
6.電子地形図定形図郭版機能を使った25000電子地形図対応機能
電子地形図定形図郭版機能を使った25000電子地形図対応機能
7.注意
-1.国土地理院の新電子地形図は今までの数値地図に比べて画像サイズが大きく成っています。
本ソフトでは、PC資源の解放処理を追加しメモリ解放するようにしています。
しかし、PC環境によってはメモリーオーバーに成るかもしれません。
-2.25000の数値地図との混在はできません。(地図の内容(紙の地図とベトル地図)やサイズが違うため)
動作環境には.Net FrameWork4.0以降が必要です
提供ソフトのQ&A
(有)RVMX