RVMX OpenGL 3D表示 Tool(β版)
RVMX OpenGL 3D表示 Tool(β版)
概要
OpenGLによる3D表示用Toolです。
3D コンテンツが増えてきたため、OpenGLによる3D表示用Tool(β版)を開発しました。
現在の機能は、3Dを扱えるファイルSTLとOBJ・XFileの読み込と表示機能です。
2015年版より参考でVRML(拡張子wrl)の読み込と表示機能が追加されます。
ただし、OPenGL1.4以上対応のビディオカードが必要です。
この機能の一部を、参考機能としてRVMX GISViewerより利用(地形の3Dモデルを作成)できるようにしてみました。動作は2014版以降となります。
objファイル(エアボート)を読み込みアニメーション記録例
1.利用方法
-1.手動操作による表示
a.起動方法
ア.回線設計のサブメニューよりの例
イ.RVMX GIS Viewerよりの例
b.メニュー説明
ア.System
@.日本語 日本語と英語を張り替えます
A.OpenGLバージョン確認 PCのビディオカードの対応バージョンを示します。
B.OpenGLバージョンの警告メッセージ停止 OpenGL1.4以下の時最初に一度でる警告メッセージを停止
但し、このメニューはOpenGL1.4以下の時のみ出てきます。
C.選択色 編集時に選択部分の色指定
D.編集時最大面数 編集時に面数を制限し操作性をよくする。(0の時は無制限)
E.終了 終了します。
イ.Help
@.説明 本説明を開きます
A.画面操作説明 3D表示中の操作キーやマウスについて説明
B.バージョン
c.画面説明
ア.画面設定
@.背景色 画面の背景色を指定します
A.画面幅 画面の幅を指定します
B.画面高 画面の高さを指定します
C.枠なし 画面の枠を非表示
イ.光環境設定
@.環境光 環境光を有効とします
A.方向光 特定の方向よりの光を有効とします
B.反射 反射光を有効とします
C.光沢 光沢を有効とします
D.拡散 拡散光を有効とします
ウ.データ
@.ファイルより ファイルよりと標準パーツよりの切替となります。
A.追加 既存データに追加となります。(既存データが無い時は非表示)
B.読み込み ファイルを指定し、表示を行います。
又は、標準パーツよりの読み込みとなります
対応フォーマットはSTL・OBJ・XFile(当社製ソフトで作成したものが対象です)・XML(ソフトよりの指令用、フォーマットは非公開)
d.標準パーツより操作
@.種類 標準パーツの種類を選択(箱・球・柱・リング・パネル・線)
A.X,Y,Z 座標指定(ワールド座標)
これ以降は種類により変化します。箱の例で示します。
B.幅 箱の横幅
C.高さ 箱の高さ
D.奥行 箱の奥行
E.面 各面のマティリアルを設定
F.テキスチャー 面に画像を表示するときは、画像を指定
G.色 共通の色(テキスチャーが有る時はテキスチャーが優先)
e.マウス選択による編集操作
Shftキー又はControlキーを押しながら、マウスの左ボタンでソリッドを選択すると、下記画面が出てきます。
@.移動 選択ソリッドの移動
A.回転 〃 回転
B.拡大縮小 〃 拡大縮小
C.マティリアル 〃 マティリアル変更
D.グループ 〃 グループ化
E.削除 〃 削除
F.頂点 選択頂点の編集
頂点の選択はマウスのウィールと左右上下矢印キーで選択します(面数が多いと速度が落ちます)
G.影響 〃 編集の影響範囲
H.直線性 〃 編集影響範囲の直線性
I.キャンセル 編集中止
J.ソリッド一覧 選択ソリッドの確認と再選択が出来ます
K.グループチェックボックス 選択時に同グループが選択されます。
また、チェックを付けたまま移動・回転・拡大縮小の編集するとグループ処理されます。
移動・回転・拡大縮小はマウスの移動でできます、左ボタンで確定。右ボタンで中止(元に戻す)
-2.自動による表示
外部コマンドにより自動表示します。
RVMX_GISViewerでの利用例(地形の3Dモデルを作成できます)
a.GISデータを読み込み
GISデータ->ファイル->読み込み
b.GISデータの保存
GISデータ->ファイル->保存
選択できるのは、STLとOBJ及びVRML(2014年は試用2015年より参考機能)ファイルです
ファイル設定
c.出力条件の設定
@高度のメッシュ数 地図を立体化するため、1辺の高度読み取り数
A高さ倍率 高度の強調倍率(1=標準)
B自動表示 ファイル作成後確認のための表示
・RVMX_OpenGLで表示 別製品のRVMX_OpenGLで3D表示
・RVMX_XFileViewerで表示 別製品のRVMX_XFileViewerで3D表示
・WEBGLで表示 ブラウザのWebGLで表示(但し、WebGL対応のブラウザが必要です)
但し、データ数があまり多いと正常に表示されません
・表示なし
C圧縮 結果のファイルを一つにまとめてZIP圧縮
DOKボタン 作成開始
ECancelボタン 中止
2.画面操作
-1.表示中の操作は、マウスで左ボタンで回転・右ボタンで左右移動(ホイールで前後)ができます。また、慣性機能も組み込んでいます。
キーを押さないでマウスだけの操作は、視点(カメラ)変更です。
-2.キーボードやマウスよりの操作でも、操作ができます。
3.結果例
手動操作による表示例です。
-1.XFileより読み込み表示の例
-2.OBJファイルより読み込み表示の例
-3.RVMX_GISViewerよりナイアガラを指定で表示の例
-4.標準部品より作成の例
テキスチャーを張り付けた球と箱の合成
注意:.Net Framework4.0以上がインストールされている必要が有ります。
本機能は、参考で提供しているため、サポートはありません
また、PCのビディオカードがOpenGL1.4以上に対応していないと、一部機能しない機能があります。
OpenGL1.4以下時の警告メッセージ
2015年版より追加されるVRMLは、RVMX製RVMLと国土地理院製RVMLファイルのみ用の用途で追加しています。
提供ソフトのQ&A
(有)RVMX