Windows 10以降(将来)のOS対策について
Windows 10以降(将来)のOS対策について
当社製のソフトには、40年以上前より開発を続けており、又新しいOSへ移植を続けてきました。その中にはVB6.0で動作しているソフトも含まれています。
MicrosoftはWindows 10まではVB6.0の動作環境を保障していました。しかし、Windows 10以降のOSでは大きく環境が変わる可能性があります。
VB6.0の動作環境がなくなるのではないかと思っています。(*1:現在の情報では次期OSのWindows10プレビュー版にはVB6.0の動作環境がありそうです)
そこで、数年前より、VB6.0の環境を排除し.Net環境へ移植する作業を続けています。
この情報は、VS.Netへ移植版に関する情報です。VS.Netへ移植版は2015年版より参考で、DVDに入れます。
1.インストール
-1.インストーラ
専用インストーラ(InstallShildを利用)
DVDの中の試用DotNet版フォルダー内のSetup.exeか***.msiファイルをダブルクリックでインストールが開始します。
但し、インストーラは将来変更予定(RVMX製に)
-2.ライセンス
試用環境でのライセンスは既存ソフトと共用となります。
よって、既存ソフトと同じPCにインストール時は問題なく使えますが、別なPCにインストールするとライセンスを一つ消費します。
2.ソフト起動
起動方法は、以前のものと同じです。(但し,自動的に管理者として起動するようにします)
3.機能
-1.機能も基本的には、以前のものと同じにしますが。
最も大きい変更は、購入品Toolで代替えが無いものは新規に作成する、地図画像の処理をGIS Viewerで行う変更です
-2.ハードとの関連が有る、エリア調査・混信調査等のインターフェイス確認は出来ていません(古いハード等やユーザさん固有の環境では再現が出来ないため)。
よって、ハードとのインターフェイス動作確認は個別対応(ユーザーさんよりの要望時、ハード借用による確認)とします
4.問題について
-1.本対策とは直接関係ないと思いますが、PDF作成後自動的に表示での問題について
a.PDFを開く規定のソフトをWindowsのリーダにすれば問題ないですが、Acrobat Reader11にすると動作しない現象を確認しました。
PDfファイルは正常に作成できますが、自動的に表示の問題です。原因はソフトを管理者として起動すると起こるみたいです。Acrobat Readerのバグと思われます。
Adobeによりバグが修正されるまでの対策としては、Acrobat Readerを単独で立上げて、編集->環境設定->セキュリティ(拡張)->起動時に保護モードを有効にするのチェックを外す。
5.その他
この改造は非常に大きな変更となります。その為、VS.Netへ移植版は以前のものとは別物となります。しかし、基本的な操作・画面やデータは共通です
Windows 10以降のOS対策については2016年版以降が対象となります。
6.次期OSの?について
現在(2015/8)未定。
何れはVB6.0の動作環境はつかなくなると思われるので、VS.Netへ移植版開発は継続します。
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