コンクリート柱強度計算
コンクリート柱強度計算
概要
コンクリート柱の強度計算β版ソフトです。
コンクリート柱の強度計算を建築基準法(H12改正)で行う機能です。
本来別ソフトですが、パンザマスト強度計算より参考機能として無料でクラウド形式で提供しています。
本機能は、2011年版以降で参考機能として動作しますが、2010年度は全バージョンで試用版として動作します。
2013版より試用で、電気設備基準による計算機能も追加しました。
1.利用方法
・パンザマスト強度計算よりの起動方法
Option->参考機能->コンクリート柱強度計算をクリック
インターネットに接続できないと、メニュー候補に出てきません。
・コンクリート柱強度計算 画面説明
-1.コンクリート柱 条件設定(下記はJISの時)
a.コンクリート柱 コンクリート柱の登録コンボボックス(複数柱対応)
b.追加ボタン 〃 への追加
c.削除ボタン 〃 より削除
d.変更ボタン 〃 の変更
e.種別 コンクリート柱の種別(JIS一種・JIS一種N型・メーカ値等)
f.長さ 〃 の全長
g.末口径 〃 の末口の径
h.ひび割れ荷重 〃 にひび割れが規定以上発生する荷重
i.根入れ 〃 の根入れ深さ
j.質量 〃 の質量(JISには規定が無いので、カタログ等より入れて下さい)
-2.支線 条件設定
a.支線1有効 支線1の有効と無効の切り替え
b.取付け高さ 〃 の取付け高さ
c.角度 〃 角度
d.支線2有効 支線2の有効と無効の切り替え
e.取付け高さ 〃 の取付け高さ
f.角度 〃 角度
-3.荷重(取付け物)の設定
a.荷重一覧 登録済み荷重の一覧
b.名称 取付け物の名称
c.取付け高さ 〃 の取付け高さ
d.質量 〃 の質量
e.受風面積 〃 の受風面積(架線等の直接荷重入力時は、頭にQを付けて荷重値(KN)を入力して下さい)
f.受風係数 〃 の受風係数(未使用)
g.重量作用点 〃 の重心の柱芯より離れ
h.電線ボタン 固定荷重で入力する電線の、荷重算出の補助機能(参考機能)
-3.地盤条件の設定
a.種別 根入れ地盤の種別
b.根巻 転倒防止のための補強
c.幅 根巻・根枷の幅
d.深さ 〃 の設置深さ
e.長さ 根枷の長さ(根枷の時のみ)
-4.その他の設定ボタン
a.RVMXボタン マウスの左クリツクでHelp 右クリックでバージョン表示
b.読込みボタン フアイルよりデータ読み込み(パンザマストファイルよりは取付け部を読み込めます)
c.基本設定ボタン 基本項目の設定
d.計算ボタン 計算開始
e.終了 ソフトの終了
-5.基本項目の設定
2013年版までの画面
a.建築基準法の時
a-1.改定建築基準法 固定
a-2.基本設定ボタン 建築基準法による地域や地表条件設定
2013年版以降は電気設備基準の選択が可能になっています。
但し、2014/4/1以前にご購入されてこの項目が出ていない時は、HPより2013年版を取得し上書きしして下さい。
b.電気設備基準の時(電気設備基準による機能説明)
b-1.設計風速 計算に使う風速(m/s)
b-2.説明ボタン 電気設備基準による設計風速の説明
b-3.電線荷重風圧を固定 電線ボタンにより電線荷重を算出時に使う風圧を設計風速の風圧に固定
c.応力安全率 柱の強度に対する必要安全率
d.転倒安全率 柱の転倒に対する必要安全率
e.件名 印刷時に使われる件名(無しも可能)
f.顧客名 〃 顧客名(無しも可能)
g.会社名 〃 会社名(無しも可能)
h.日付 〃 日付(無し・現在日付・指定日付)
3.計算結果画面
-1.速度圧 建築基準法による速度圧
a.高さ 算定に使う高さ
b.Er 風速の高さ方向の分布
c.Zb 建築基準法により算出
d.Zg 建築基準法により算出
e.平均風速 建築基準法により選定された地域の平均風速
f.ガスト影響係数
g.選定地域と地表条件
-2.柱の応力判定
a.地際の設計波壊モーメント 柱地際の限界モーメント
b.地際の作用モーメント 〃 かかる負荷モーメント
c.応力安全率
d.判定
f.判定対象の柱
-3.転倒判定
a.転倒防止種別
b.サイズ 根巻等のサイズ
c.転倒安全率
d.判定
f.土質・根入れ深さ
-4.その他の設定ボタン
a.保存 ファイルへデータ保存
b.書式 印刷書式
c.出力先 出力先指定
d.出力 出力開始
e.グラフ 風力(風速m/s)の変化に対する、各値の変化をグラフ表示します(但し、2013年版以降で動作します)
f.閉じる 初期画面に戻る
4.結果印刷例
設計条件ページ
荷重一覧ページ
風力(風速m/s)変化による各値のグラフ表示例
注意:クラウドよりの提供の為、インターネットに接続できる事とRVMXサーバーが動作している必要が有ります。
WPFを利用している為、.Net Framework4.0以上がインストールされている必要が有ります。
本ソフトは、サポートの対象外となります
旧バージョンで試用するには、該当バージョンの最新版をHPよりダウンロードして下さい。
RVMX強度計算関連ソフト
・パンザマスト強度計算
・パンザマスト強度計算で建築基準法対応(H12改正)の追加機能
・パンザマスト強度計算に既製品鋼管柱(継柱)の強度計算を参考機能で追加
・コンクリート柱強度計算β版(パンサ゜マスト強度計算より利用可能)
・機器据付け強度計算(フリー)
・新機器据付け強度計算β版(パンサ゜マスト強度計算より利用可能)
・3D機器配置
・地震荷重との簡易比較機能(参考機能)
・鋼材の強度について
・コンクリート柱の強度計算に電気設備基準による計算機能を追加
・地震加速度と震度の相互変換機能を参考で追加
・RVMX強度計算に地震地域係数の強化機能の追加
・RVMX強度計算に地震検討にRtAiを考慮する機能を追加
提供ソフトのQ&A
(有)RVMX