パンザマスト強度計算でユーザー登録鋼管柱(継柱)の計算機能の追加(参考機能)
パンザマスト強度計算でユーザー登録鋼管柱(継柱)の計算機能の追加(参考機能)
概要
パンザマスト強度計算でユーザー登録鋼管柱(継柱)の計算機能の追加(参考機能)。
今まで鋼管柱は単柱のみの対応でしたが、継柱(既製品や特注品)も可能としました。
計算部分はパンザマスト強度計算の機能を利用しています。
本機能は、2011年版は試用で、2012年版より参考機能として継続利用が出来ます。
1.特徴
-1.ユーザーさんが登録した情報に基づいて計算します。よって、既製品柱や特注柱も可能です。
-2.判定は下記の優先順位で行います
a.設計荷重が有る時は、設計荷重で判定
b.各部材の強度か材質(STK400等)の登録が有る時は、各部材の下部の継ぎ目の上で判定
c.GLの部材の強度か材質(STK400等)の登録が有る時は、GLで判定
2.利用方法
-1.パンザマスト強度計算のフォルダーのAddPoleフォルダーに必要なデータを追加する必要が有ります。
初期は、サンプルで、S-18(エースポール)・L-560(NAスーパーポール)・ZD10.0(Zポール)が登録しています。
Update等のコピーでバージョンアップした時は、AddPole.zipを手動で解凍して下さい。
-2.操作方法はパンザマストと同じです、只選択する柱がユーザー追加柱より選択するだけです。
マストの追加・変更で、ユーザー追加柱をクリック
-3.詳細マストを選択、一覧よりマウスでクリック
-4.その他の操作(取付け物・法規)は、パンザマストと同じです。
-5.計算 -> 計算開始ボタンをON
3.計算結果表示(パンザマストと違う個所のみ)
-1.設計荷重が有る時の例。
-2.設計荷重が無くて、各部材の強度か材質(STK400等)の登録が有る時の例。
-3.設計荷重が無くて、各部材の強度か材質(STK400等)がGLしかない時の例。
4.印刷結果(パンザマストと違う個所のみ)
-1.設計荷重が有る時の例。
条件
結果
-2.設計荷重が無くて、各部材の強度か材質(STK400等)の登録が有る時の例。
条件
結果
5.登録書式
-1.設計荷重が有る時の例。
条件
-2.設計荷重が無くて、各部材の強度か材質(STK400等)の登録が有る時の例。
条件
//以降はコメントとして無視されます。
6.その他
RVMX強度計算関連ソフト
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パンザマスト強度計算
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パンザマスト強度計算に既製品鋼管柱(継柱)の強度計算を参考機能で追加
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機器据付け強度計算(フリー)
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新機器据付け強度計算β版(パンサ゜マスト強度計算より利用可能)
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3D機器配置
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鋼材の強度について
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コンクリート柱の強度計算に電気設備基準による計算機能を追加
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地震加速度と震度の相互変換機能を参考で追加
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建築基準法で任意受風係数を参考で追加
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建築基準法で官庁施設の基本的性能基準対応を追加
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パンザマストの頂部部材を切断に対応する機能β版の追加
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RVMX 強度計算用積雪荷重設定Tool
注意:メーカ製品は強度計算をメーカで行ってくれる所が多いです。
本機能は参考機能ですので、事前確認等に御利用下さい。
提供ソフトのQ&A
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