電気通信設備据付強度計算
電気通信設備据付強度計算
概要
電気通信設備据付強度計算β版ソフトです。
阪神・淡路大震災の直後に、旧機器据付強度計算を作成し無料で提供してきました。
しかし、その後建築基準法の改正や電気通信設備耐震据付基準の作成等が有り環境が大きく変わってきました
その為、電気通信設備据付強度計算を建築基準法(H12改正)や電気通信設備耐震据付基準に準拠した方法で行う
機器据付強度計算ソフトを新規に作成しました。
本来別ソフトですが、パンザマスト強度計算より参考機能として無料でクラウド形式で提供しています。
本機能は、2011年版以降で参考機能として動作しますが、2010年度は試用版として動作します。
1.利用方法
・パンザマスト強度計算よりの起動方法
Option->参考機能->機器据付強度計算をクリック
インターネットに接続できないと、メニュー候補に出てきません。
・機器据付強度計算 画面説明
-1.機器据付の基本条件設定
a.設置場所 設定コンボボックス
b.設置階 設定コンボボックス
c.機器重要度 設定コンボボックス
d.構造上風圧を考慮しなくて良い チッェクボックス 屋外で有るが、建物などにより風遮蔽されている時に利用
e.説明ボタン 機器重要度の説明
-2.地震設定
a.水平方向応答倍率 電気通信設備耐震据付基準による
b.垂直方向応答倍率 電気通信設備耐震据付基準による
c.地域係数 電気通信設備耐震据付基準による(通常=1)
d.標準入力加速度 電気通信設備耐震据付基準による(通常=3.92)
e.初期値設定ボタン 電気通信設備耐震据付基準による数値
-3.台風設定
a.設定ボタン 建築基準法による設定
c.地域 設定地域
d.地表面粗度 建築基準法による地表面粗度
e.平均基準風速 建築基準法による設定地域の平均基準風速
f.建物高さ 機器を設置する建物高さ
g.設置高 機器の位置設置高さ
-4.機器設定
a.名称 機器の名称
b.設置方法コンボボックス
c.機器高さ(mm) 機器の高さ
d.機器幅(mm) 〃 の横幅
e.機器奥行き(mm) 〃 の奥行き
f.機器重心高さ(mm) 〃 の重心高さ(0の時はセンターとします)
g.機器質量(Kg) 〃 の質量
h.固定ボルトボタン 機器下部の固定設定ボタン
i.上部固定ボルト数・名称 機器上部の固定ボルトの数量と、ボルト型名
j.上部固定鋼材コンボボックス 機器上部の固定鋼材の型名(無しも有ります)
k.上部固定鋼材本数 機器上部の固定鋼材の本数
l.床下耐震架台有り 耐震架台の有無設定
m.架台高さ(mm) 架台の高さ
n.架台幅(mm) 〃 の横幅
o.架台奥行き(mm) 〃 の奥行き
p.架台支柱設定ボタン 〃 の支柱設定ボタン
q.架台質量(Kg) 〃 の質量
r.固定アンカーボタン 〃 の固定設定ボタン
s.ボルト安全率 ボルト関係の安全率
t.鋼材安全率 鋼材関係の安全率
< -4.その他ボタン他
a.RVMXボタン マウスの左クリツクでHelp 右クリックでバージョン表示
b.読込みボタン フアイルよりデータ読み込み
c.計算ボタン 計算開始
d.終了 ソフトの終了
・計算結果表示 画面説明
-1.条件表示
a.算定水平力 地震か台風の切り替え表示
b.固定方法 機器の固定方法(詳細表示のリンク有り)
c.機器にかかる水平力 機器にかかる水平力
d.垂直力 〃 垂直力
e.転倒モーメント 〃 転倒モーメント
f.加速度と風速 〃 計算に使った地震加速度と台風風速
-2.機器下端
a.判定 機器下端の固定ボルトの判定
b.引っ張り力とせん断力 ボルト1本への引っ張り力とせん断力(詳細表示のリンク有り)
c.判定対象のボルト 算定対象のボルト
d.可能な範囲のボルト より小さなボルト選択が可能な時
-3.耐震架台
a.固定判定 耐震架台の固定アンカーの判定
b.引っ張り力とせん断力 アンカー1本への引っ張り力とせん断力(詳細表示のリンク有り)
c.判定対象のアンカー 算定対象のアンカー
d.可能な範囲のアンカー より小さなアンカー選択が可能な時
e.支柱判定 耐震架台の支柱判定
f.引っ張り力とせん断力 支柱1本への引っ張り力とせん断力(詳細表示のリンク有り)
g.判定対象の支柱 算定対象の支柱
-4.上部固定
a.固定判定 機器上部の固定ボルトの判定
b.引っ張り力とせん断力 ボルト1本への引っ張り力とせん断力(詳細表示のリンク有り)
c.判定対象のボルト 算定対象のボルト
d.可能な範囲のボルト より小さなボルト選択が可能な時
e.鋼材判定 機器上部の固定の鋼材判定
f.引っ張り力とせん断力 鋼材1本への引っ張り力とせん断力(詳細表示のリンク有り)
g.判定対象の鋼材 算定対象の鋼材
-5.壁面固定
a.固定判定 壁面固定アンカーの判定
b.引っ張り力とせん断力 アンカー1本への引っ張り力とせん断力(詳細表示のリンク有り)
c.判定対象のアンカー 算定対象のアンカー
d.可能な範囲のアンカー より小さなアンカー選択が可能な時
-6.その他の設定・ボタン他
a.SI単位 SI単位系のON・OFF
b.詳細設定 印刷時の社名・件名・顧客名等の設定
c.印刷書式設定 印刷時の書式設定
d.印刷の出力先設定 印刷の出力先
e.出力 印刷開始
f.グラフ 地震加速度や風速を変化させてグラフ表示をします。(2013年版以降)
g.閉じる 結果画面を閉じる
2.結果印刷例
荷重一覧ページ
ボルト判定ページ
3.グラフ表示例(2013年版以降)
台風の影響が無い時
台風及び地震の影響が有る時
4.その他画面
-1.建築基準法による設定画面
-2.バージョン画面
5.オプション機能
初期値は、壁掛け以外の設置で、転倒モーメントが質量で軽減されていません。
地震による揺れが継続した時は、該当効果は無くなると思われる為(安全サイドの結果とする為)
しかし、転倒モーメントが質量で軽減効果を有効とするには、「転倒モーメントを質量で軽減」の文字を入れた
kiki2.configファイルをメモ帳で作成し、ソフトと同じフォルダーに配置して下さい。
機器の立体配置表示機能を参考で提供
注意:クラウドよりの提供の為、インターネットに接続できる事とRVMXサーバーが動作している必要が有ります。
WPFを利用している為、.Net Framework3.5以上がインストールされている必要が有ります。
本ソフトは、サポートの対象外となります
2010年版で動作しない時は、2010年版の最新版をHPよりダウンロードして下さい。
RVMX強度計算関連ソフト
・パンザマスト強度計算
・パンザマスト強度計算で建築基準法対応(H12改正)の追加機能
・パンザマスト強度計算に既製品鋼管柱(継柱)の強度計算を参考機能で追加
・コンクリート柱強度計算β版(パンサ゜マスト強度計算より利用可能)
・機器据付け強度計算(フリー)
・新機器据付け強度計算β版(パンサ゜マスト強度計算より利用可能)
・3D機器配置
・地震荷重との簡易比較機能(参考機能)
・鋼材の強度について
・コンクリート柱の強度計算に電気設備基準による計算機能を追加
・地震加速度と震度の相互変換機能を参考で追加
提供ソフトのQ&A
(有)RVMX