VHF/UHF固定回線データのPC間の連携ファイル(受け渡し用)機能の追加
RVMXの回線設計ソフト内のVHF/UHF固定回線データは古くからの固定長フォーマット(最大約3000回線)で作られています。回線設計のユーザーさん間で共同作業などにより、データの共有が必要になることが有ります。
今までは、社内ネットワークの届く範囲で有れば、データファイルをネットワーク上に作れば共有できていました。
しかし、協力会社等社外のユーザーさん間では、必要な部分のみを抜き出して専用のデータファイルを作成し、ファイルの受け渡しが必要でした。
今回の機能で、必要なデータを専用フォーマットで書き出して、mailの添付で渡すことができます。
動作は2022年版よりとなります。
１．利用方法
-1.VHF/UHF固定回線の画面で設定。
a-1.プルダウンメニューのシステム->連携ファイル有効をチェック
a-2.単独データの時
a-2-1.普通どうり、回線設計を行い、結果表示の画面で終了をON
a-2-2.書き出しファイル名の選択画面が出ます。拡張子はvhflnkです。
ファイルモードよりの複数データ時はファイルモード有効期間のみ連続書き出しします。
+を付加ときは、プルダウンメニューのシステム->連携ファイル有効をチェックをOFFがVHF/UHF画面を閉じるまで有効となります。
上記でないときは一回のみの書き出しとなります。
a-3.ファイルモードよりの複数データの時
a-3-1.ファイルモードの選択画面を開いて
a-3-3.机上計算より必要なデタを選択し、OKボタンをON、
a-3-4.自動的に選択した全局を読み込み、連携ファイルへ書き出します。
但し、一局目の時に書き出しファイル名の選択画面が出ます。拡張子はvhflnkです。
b．データの読み込み
b-1.プルダウンメニューのシステム->連携ファイル読み込みをクリック
ファイル名の選択画面が出ます。拡張子はvhflnkです。
b-2.データの選択画面が出ます。
操作の詳細はデータ選択画面説明を参照
-2.データ選択画面説明。
b.局名で選択ができます。
局名のテキストボックスに目的の局名を入力し、条件選択ボタンをON
書式は、局名のみの時は該当局名が有る全てを選択
又は,(カンマ)で区切って送信側,受信側と指定できます、また*を使うと全てが対象になります(例 A,* 送信側Aで受信側すべて)。
c.色々な周波数が混在しているときは、周波数による選択ができます。
Mhzのテキストボックスに目的の周波数範囲を入力し、条件選択ボタンをON
書式は、一波を指定の時は該当周波数のみ、また,(カンマ)で区切って指定するとその範囲(例 60,65 60MHzより65MHz)
d.一覧より選択すると、その詳細(緯度経度)が右側に出ます。
e.全選択ボタン すべてを選択します。
f.選択解除ボタン すべての選択を解除します。
g.ファイルより追加 現在のデータに別のファイルより追加が出来ます。但し、同じ内容は除外されます。
h.ファイルへ保存 チェックをして終了ボタンを押すと指定ファイルへ選択項目を保存します。
但し、この時は計算は行われません。
i.終了ボタン ファイルへ保存がチェックされていないときは、選択項目を回線設計へ渡します。
２．その他
-1.複数データを指定して、途中で中断したいときは、ファイルモードのリセットで解除できます。
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