狭帯域デジタル通信方式(SCPC/4値FSK方式)ARIB基準に対応
狭帯域デジタル通信方式(SCPC/4値FSK方式)ARIB基準に対応
概要
狭帯域デジタル通信方式(SCPC/4値FSK方式)ARIB基準(ARIB STD-T102)に対応。
電波の有効利用で業務用無線・簡易無線・移動無線のデジタル化が進められています。
平成23年3月に制定された業務・簡易・移動無線等用狭帯域デジタル通信方式(SCPC/4値FSK方式)ARIB基準 ARIB STD-T102.に対応しました。
本機能は、2017年版以降で動作し、2017年版は試用期間となり、2018年版より正式機能と成ります。
1.使い方
-1.変調方式の変更
VHF・UHF固定回線やサービスエリアの無線条件設定で変調方式の変更を行います。
共通条件->変調方式より
無線条件設定画面右上の下矢印ボタンより
下記より選択できます
-a.150M 4値FSK(ARIB)
-b.400M 4値FSK(ARIB)
2.その他の操作
その他の操作は、今までと同じです。
3.印刷やPDFの出力フォーマットはARIB方式となります。
2.結果例
-1.400MHz Ber=3%の例
3.Eb/N0値の任意設定機能
回線設計のルートフォルダーに書きファイルを配置すると、内容が反映されます。
150MHz用 scpc4fsk.150
400MHz用 scpc4fsk.400
内容は
1%=数値 Ber1%の時のEb/N0値
3%=数値 Ber3%の時のEb/N0値
4.その他
-1.気温は基準の熱雑音に合わせるため、27度としています。
-2.業務用無線・簡易無線・移動無線のデジタル化が法律で決められています。
業務用無線・簡易無線のアナログ方式の周波数の使用は平成34年(2022年)11月30日までと定めております
タクシー無線のアナログ通信方式の周波数の使用期限を平成28年5月31日と定めております
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