多重回線設計で6GHz帯固定局への対応機能の追加(ベータ版)
多重回線設計で6GHz帯固定局への対応機能の追加(ベータ版)
概要
多重回線設計で6GHz帯固定局への対応機能の追加(ベータ版)
ユーザーさんよりのご要望で多重回線設計に6GHz帯(5,925MHzを超え6,425MHz以下)固定局への対応機能の追加しました。
只、現在ユーザさんより送っていただいた審査基準の内容で不明確な個所が有るためベータ版としています。
対応方式は4PSK・256QAM・64QAM・16QAMです。
本機能は、2024年版以降で動作し、2024年版は試用期間となり、2025年版より正式機能と成る予定です。
1.機能概要
下記の条件で機能を実装しました。
現在似通った周波数帯(6.5GHz帯)が有るため、審査基準に明記されていない諸元に関しては6.5GHz帯を流用
-1.送信出力の標準出力と最大出力が審査基準にない為6.5Gを流用
-2.専用周波数帯幅は審査基準より
-3.受信入力は審査基準より
-4.雑音帯域・NFは審査基準より
-5.所要CNは審査基準より但しビットエラー10-4のみ、10-7の記載が無しの為10-4に固定(ビットエラーの設定は無効化)
-6.回線瞬断率規格は審査基準より但し回線重要度による距離は利用していないので、回線重要度の設定は無効化
-7.空中線は6.5Gを流用
-8.共用器損失6.5Gを流用
-9.フィータも6.5Gを流用
-10.反射板も6.5Gを流用(必要?)
-11.レーレーフェジング発生確率は6.5Gを流用
-12.減衰性レーレーフェジング発生確率は6.5Gを流用
-13.6.5GHzに合った簡易多重機能を無効化
1.利用方法
-1.開発中の機能(ベータ版)を利用の為の設定
回線設計最初の画面のキー(ユーザーレベル切り替えキー)をクリックして3を入力
-2.方式を選択 方式のテキストボックスをクリックし選択
対応方式
a.4PSK方式
b.16QAM方式
c.64QAM方式
d.256QAM方式
矢印は関連個所
-3.以降は今までの多重操作と同じです。
2.結果例
-1.64QAMの例
4.その他
-1.開発中の為ベータ版としています。
-2.不具合など見つけられた方はご連絡願いまする
提供ソフトのQ&A
(有)RVMX