国土地理院のデジタル地図で小島等の位置がズレている時の補正
国土地理院のデジタル地図で小島等の位置がズレている時の補正
概要
無線回線設計に於いて、国土地理院のデジタル地図で小島等の位置がズレている時の補正機能です。
本機能は、2011年版以降で動作し、2011年版は試用期間となり、2012年版より正式参考機能と成ります。
国土地理院の不具合により、デジタル地図(1/25000の画像地図と50mメッシュ標高)において、小島等の位置がズレれいることが有ります。
本来は国土地理院の修正版による対応が正解ですが、回線設計ソフト側でも緊急対応機能として補正する機能を追加しました。
1.利用方法
-1.回線設計のフォルダーにjpmapshift.txtのファイルを配置(作成はメモ帳等で作成)
-2.内容
頭に//を付けるとコメンとしてソフトでは無視します。
具体例(2行目がデータ)
//名称;50mメッシュ=1;25000画像地図=1;範囲->西側の経度(秒):東側の経度(秒):南側の緯度(秒):北側の緯度(秒);経度のズレ(秒);緯度のズレ(秒)
八丈青ケ島;1;1;503100:503220:116783:116933;0;-2.2
意味は範囲で登録したエリアに、登録したズレが有ると認識します
但し、50mメッシュ=1の時は50mメッシュにズレが有ると認識します、(0ではズレ無し)。
25000画像地図=1の時は25000画像地図にズレが有ると認識します(0ではズレ無し)。
50mメッシュと25000画像地図でズレ型が違う時は、別々のデータとして登録して下さい。
2.操作方法
上記のファイルの配置のみで、その他は必要有りません
修正版の地図に入れ替えた時は、ファイルの削除又は該当データを削除して下さい。
注意:本機能は.NetFrameWork2.0以降がインストールされている必要が有ります。
また、本機能の性格上(地図内の指定部分を移動する為)、島以外には使わないで下さい
提供ソフトのQ&A
(有)RVMX