国土地理院の1mメッシュDEMへの対応機能を追加
国土地理院の1mメッシュDEMへの対応機能を追加
概要
国土地理院の1mメッシュDEMへの対応機能(参考機能)が追加されました。
インターネット上で無料で提供されている、国土地理院1mメッシュ標高データ(基盤地図情報)が2024に追加されました。
1mメツシュ標高データは航空レーザー測量よりとなっています、ただ現在は未整備の個所が多いです。
2024/11/30に提供を開始した範囲
1mメツシュ標高データは誰でも無料で利用できます。土盛りによる災害や地震による変化等の利用が期待されています。
整備されたエリアが多くなった時用に対応機能を追加しました。
現在の対応ソフトは下記の通り
・無線回線設計システム
・警報音等のサウンド伝搬シュミレーションV2
・RVMX GIS Viewer
・RVMX 豪雨(線状降水帯)による浸水シュミレーションTool(参考機能)のご紹介
又、データの表面の種別も取り出す機能を追加しました、湖底面や海底面が追加されています。
又、今まであった10mで補完機能は1mファイルが無い時と湖底面の時の対応としました。
本機能は2025年版以降の動作となっています。
1.利用方法
最初の画面のHelpより
-1.ファイル設定より機能を有効にします
a.ファイルによる設定?logをクリック
b.国土地理院1mメッシュを有効とするにチェック
-2.DEMの種類設定
回線設計の例
回線設計の例
音達シュミレーションの例
音達シュミレーションの例
RVMX 豪雨(線状降水帯)による浸水シュミレーションの例
RVMX 豪雨(線状降水帯)による浸水シュミレーションの例
GISViewerの地形変化検出の例
GISViewerの地形変化検出の例
a.1mメツシュにチェック
-3.1mメツシュの環境設定 環境設定
詳細は2.設定画面説明を参照
-4.GISViewerの地形変化検出で1mメツシュ利用の動作手順例
a.オプションの地形の変化をチェックをクリック
b.条件を設定しを開始ボタンクリック、詳細はRVMX DEMデータの比較機能を追加(参考)を参照
c.進捗中
2.設定画面説明
-1.設定画面
10mと5mは以前の機能と同じですので省略国土地理院10m・5mメッシュを回線設計他で利用を参照してください
但し、ZIP確認とBin確認ボタン(インストール済の確認用)は追加されています。
a.1m Mash Folder 1mメツシュのデータ(zip・xml)格納フォルダー
a-1.Refボタン ブウザー形式でフォルダー指定
a-2.Bin Enable バイナリーファイル有効(現在は固定)
a-3.Zip確認ボタン 格納されているZipファイルを地図(GoogleEarth)に表示し、位置を確認
b.1m Bin Folder 1mメツシュのバイナリデータ格納フォルダー
b-1.Refボタン ブウザー形式でフォルダー指定
b-2.Bin確認ボタン 格納されているバイナリーファイルを地図(GoogleEarth)に表示し、位置を確認
宮城県女川町付近の例
b-3.一括変換 オリジナルファイルより全てをバイナリーファイルへ変換
b-4.Dir変換 指定フォルダー内のオリジナルファイルをバイナリーファイルへ変換
b-5.10mで補完 1mメッシュデータがなく、10mメッシュデータが利用可能な時に、10mで補完
b-6.B優先 現在は未使用
b-7.Bin Overwrite バイナリー変換時に、既に有るときは上書きを許可
c.Web取得ボタン 国土地理院のサイトへアクセスします、10m・5mと共通です。
1mメツシュの例
3.1mメツシュのデータ格納例
-1.フォルダーへの保存状況
4.結果例
-1.回線設計比較例
山口県付近
50メツシュとの比較例
-2.音達シュミレーショ例
宮城県女川町付近
-3.GISViewerの地形変化検出例
宮城県女川町付近
5.その他
-1.本機能は現在開発中です
-2.その他の既存ソフトへの付加はご希望があれば行います。
-3.緯度経度は架空の位置情報です。
-4.データが湖底の時の対応は不完全です、現在は周辺の陸地を探しているのみです。
具体的な該当データが有れば代替え機能の津スカなども含めて対応します。
提供ソフトのQ&A
(有)RVMX