Frequency
サービスエリア周波数割り当て
概要
サービスエリアの合成結果に対して、必要な周波数と割り当て案を作成します。
本機能で作成する、割り当て案は最終的には人間で判定する必要があるため、参考機能とします。
本機能は、2009年版以降で動作し、2009年版は試用期間となり、2010年版より正式機能と成ります。
一部機能(Region他=2010年中に開発)は2010年版は試用で2011より正規機能となるものが有ります。
使い方
基本的に下記二つの方法が有ります。
1.既にあるサービスエリア合成ファイル(mdb)に対して行う
サブメニューより周波数割り当て計画を選択。
2.サービスエリア合成のなかで行う
Option->周波数割り当て計画を選択。
注意:この機能は、現在合成中のデータや保存済データに対して行います、結果は画像として表示されます。
この時は、条件設定し、完了すると自動的に地図画像で結果が表示されます。
その結果に対して行政界等の付加も可能です。
操作方法
初期画面
Condition
-1.D/U 希望D/U比
-2.Noise 最低信号レベル
-3.Tolerance 許容混信エリア%
-4.File Select 合成サービスエリア ファイル選択(mdbかfselz)
選択後、左側に基地局一覧が表示されます。
2011版以降
-5.Region 混信を判定する範囲を任意の範囲で指定(2011年版より)。
-6.Regionボタン Regionの編集(2011年版より)。
-7.Fix 既設波等の固定やグループ(同じ数値、但し-を付けると試験固定)設定(2011年版より)。
-8.Except 設定すると、その局は検討から除外されます(2011年版より)。
-9.Clear 合成サービスエリアの削除
Output
-10.Text 文書で結果表示
-11.Image 画像で結果表示
-12.Google Earth Google Earth上に表示(2011年版より)。
-13.Save File 結果画像を指定したファイルに保存されます。(jpgやkmzを指定するとファイルへ出力されます)
-14.Fill Region Region内を塗りつぶします(2011年版より)
-15.Less DU D/Uが目的値以下の場所を色により表示(2011年版より)
-16.Back Map 背景地図を表示する機能(2011年版より)。
-17.Grayscale 地図を白白表示(2011年版より)。
-18.Colorset 地図へ表示する色の変更(2011年版より)。
-19.OK 割り当て計画作成開始
進行状況がプログレスバーが表示されます。
-20.End 終了
-21.Help 説明(本説明)を起動
Region編集画面(2011年版より)
-1.地図表示画面 マウスでRegionを指定
-2.地図の種類 背景地図の種類設定
-3.Radius(km) 表示半径
-4.Strech/Auto 地図の表示拡大と全体表示
-5.Region to Map Regionを指定の地図へ作図
-6.Region New Map Regionの1.5倍サイズの地図を作成(この用途は回線設計で詳細DUの検討範囲地図として利用)
-7.Region Edit 編集有効のON・Off
-8.Undo 一つ前へ戻る
-9.Clear Regionをクリア
-10.OK 設定Regionを有効とする
-11.Cancel 〃 無効とする
結果例
テキストによる結果画面
画像による結果画面
Region指定による結果画面
Google Earthへ出力例
補助参考機能
実際には、システムで混信が起きない局があるか、システムとして特定エリア(山岳エリア等)は混信を許容等の要件が入る為
この結果は、補助参考機能としています。
2011年版よりの機能により、かなり強力なツールに変身します(既設波の再利用やDUを確保したいエリアの詳細指定等)
提供ソフトのQ&A
(有)RVMX