RVMX VHF/UHF固定回線の計算結果表の任意集計Tool
RVMX VHF/UHF固定回線の計算結果表の任意集計Tool
概要 RVMX VHF/UHF固定回線の計算結果表の任意集計Tool(β版)です。
講習会上での顧客さんよりの要望で付加した機能です。(計算結果表を一覧にしたい)
計算結果表より抽出結果をCSVで出力します。その後表計算ソフトなどにより任意書式へ変換して下さい。
但し、RVMX VHF/UHF固定回線の計算結果表は非常に多くのフォーマット(変調方式・運用計算・双方向印刷・言語及び各種書式が相互に影響)を持っています。
また、非常に長期間(40年以上)かけて変化してきています。RVMXの回線設計はそれらをの機能を全て引き継いでいます。
よって、現在は各書式(但し有料で付加したユーザー固有の書式には対応していません)の代表で作成されていて、全てを網羅できるかは不明です。
回線設計の2019年版以降で動作し、2019年版は試用期間となり、2020年版より参考機能とする予定です。
1.利用方法
集計に使うデータは事前にファイル保存をしておく必要が有ります。
-1.ファイルモード設定の中で任意結果集計にチェック
-2.机上計算をON(運用計算集計時は運用計算をON)
-3.システムを選択
-4.システムを選択<し、OKボタンをON
-5.抽出が始まります。
-6.抽出が終わると。pdf outのメツセージが出て止まります。
-7.追加が有る時は。pdf outをクリックして、-1.より-6.を繰り返す。
-8.終了時は、pdf outをクリックして一度ファイルモードの画面に行ってキャンセルをクリックか、固定回線設定画面を終了
csv出力画面が出てきます。詳細は画面操作を参照
2.画面操作
-1.画面説明
a.データ情報(抽出条件)
a-1.データ種別 基本書式、下記の3.書式例参照
a-2.机上/運用計算 机上か運用計算を示します
a-3.日本語 出力言語(日本語/英語)
a-4.片方向 片/両方向集計
a-5.書式型 変調方式により変化
a-6.追加情報 追加情報(例:空中線利得だけでなく名称を追加等)も集計します
b.項目選択、集計項目をチェックして選択
内容はデータ情報(抽出条件)により変化します。
c.全リセット 全項目のチェックを外します
d.全セット 全項目をチェックします
e.保存後開く CSV出力後ファイルを開きます
f.CSV保存 CSV出力を開始します(保存後開くがチェックされていると、ファイル指定しなくても画面表示のNも行います)
g.終了ボタン 集計ソフトの終了
3.書式例(一部を紹介)
下記の書式例は、内容は架空で画面の例の為フォントサイズが適当でないためはみ出しているものも有ります
-1.PRT_J_TYP 汎用書式で机上計算・片方向・日本語の例(当初は日本語書式[J]でしたが、英語にも対応しています。)
-2.PRT_K_TYP 国交省仕様書等による書式で机上計算・片方向・日本語の例
-3.arib_typ ARIB仕様用書式で机上計算・片方向・日本語・SCPC 60M 4値FSKの例
-4.PRT_ERP_TYP 放送用などのERP書式で日本語の例
-5.PRT_K_TYP 国交省仕様書等による書式で机上計算・両方向・日本語の例
-6.arib_typ ARIB仕様用書式で机上計算・両方向・日本語・SCPC 60M 4値FSKの例
-7.PRT_K_TYP 国交省仕様書等による書式で机上計算・片方向・英語の例
-8.PRT_K_TYP 国交省仕様書等による書式で運用計算・片方向・日本語の例
4.注意
データは最初のデータとデータ情報(抽出条件)が一致している必要が有ります。
もし、一致していないデータが有ると除外し、下記のメッセージが出ます。
5.出力例
-1.CSV例
6.その他
VHF/UHF固定回線で集計関連機能を下記に示します。
-1.計算結果の条件集計
-2.マトリックス集計
また、過去のQ&Aにも有ります
2005/7 回線設計
Q:回線設計ソフトについて質問ですが、既設の監視局1局と既設の観測局が複数局があり電波伝搬状況
がよくないために中継局を探そうと思うのですが、いい方法はありますでしょうか?
効率のいい方法を教えてください。
A:現在ある機能で、目的の作業をすると下記2つがあります。
1.予め中継候補を選定し、計算結果をマトリックスの比較表へ自動出力する機能。
(ファイルモード設定の中にあります)
2.特定の子局と指定エリアの回線確認(回線構成可能なところは緑となり、その他は赤で塗られます。)
但し、あまり利用実績が有りません。(VHFの条件設定のオプションに有ります)
1.のほうは昔使った事がありますが、最近は使ったことが有りません、非常に多くの局が(以前使っ
たのは300局以上と複数の中継候補の組み合わせが複数有り、それの比較表をCSVで出力し、
そのまま報告書へ貼り付けたことが有ります)
-3.計算結果をCSV出力
本機能に非常に似ていますが、計算値より固定書式で出力されます。しかし、本機能は計算表より抽出しています。
注意:
.Net Framework4.5以上がインストールされている必要が有ります。
2019年版は試用版です。
本ソフトは、サポートの対象外となります
提供ソフトのQ&A
(有)RVMX