回線設計・パンザマスト強度計算等でOpenDocument(ODF)に対応
回線設計・パンザマスト強度計算等でOpenDocument(ODF)に対応
概要
回線設計・パンザマスト強度計算等でメーカに依存しないOpenDocument(ODF)フォーマットでの保存に対応しました。
特徴は、メーカに依存しない為、多くのワープロソフトが対応しています(MicrosoftのWord・一太郎・OpenOffice・Google Docs他多数)。
本機能は、2010年版以降で動作し、2010年版は試用期間となり、2011年版より正式機能と成ります。
ただし、この機能はWPF(Windows Presentation Foundation)の機能を使っているため、.NetFrameWork3.5
以降がWindowsUpdateよりインストールされている必要があります。(Windows7では初めからインストール済)
使い方
1.設定
最初の画面でpdf or VirtualPaperをチェック。
2.印刷時にODFのチェックON、出力ファイルを指定(refボタンよりも選択できます)
出力ファイルを指定で、ODF(odt)を選択し、ファイルを指定
その他はPDFの操作に同じ
・Open PDF Fileをチェックしておくと、作成後自動的に拡張子odtに関連付けされたワープロで開きます
・Continueをチェックしておくと、複数のページを追加出来ます。
3.ワープロソフトでの表示例
−1.Open Officeにて
−2.Microsoft Wordにて
−3.Google Docsにて
4.文字のX方向の位置調整
ルートにodf.configを配置し、中に xaj=0.9 を記述(X方向の位置を0.9倍にする)
但し:検証ワープロソフトは、MicrosoftのWord・Open Office・Google Docsでの確認のみとなっています。
又、現在ではワープロによる動作の差(特に文字の途中に半角スペースが有る時)が見られて、書式が乱れる個所が有ります。
これらは、今後ワープロソフトの改善に期待します
OpenDocumentとは
国際標準化機構(ISO)・国際電気標準会議(IEC)・国際標準(ISO/IEC 26300)・日本に於いてはJIS化が承認されている。
文章を永続的に保存する必要のある公的機関では、特定メーカに依存しているとそのメーカが将来無くなった時。
保存している文章が読めなくなる可能性が有る為、OpenDocumentに変更しているところが現れている。特に海外では進んでいる。
ベルギー等は政府関係全てをOpenDocumentにしている。国内でも、一部の自治体で採用を始めているところが有る(会津若松市・四国中央市等)。
PDFもアドビが作成したが、フォーマツトを公開している。しかし、データの再利用し辛くかつReaderは依然として
特定メーカに依存していて問題が有る。
提供ソフトのQ&A
(有)RVMX