RVMXよりの請求に対して下請法の違反にならないようにする機能を追加
RVMXよりの請求に対して下請法の違反にならないようにする機能を追加
概要 RVMXよりの請求に対して下請法の違反にならないようにする機能を追加。
振込手数料の負担者をどちらとするかは企業によって異なります。
原則として、債務者である発注側が支払いますが、事前に取り決めた契約を優先するのがルールです。
基本的にRVMXよりの請求書の金額には振込手数料はユーザーさん負担となっています。
また、見積書及び請求書や振込手数料はユーザーさんでのご負担を明記しています。
合意なく振込手数料を下請代金から値引きして支払った場合は公正取引委員会の定める下請法の違反(下請法第4条第1項第3号)となります。
1.確認された現象及び対策
−1.現象
見積書及び請求書や振込手数料はユーザーさんでのご負担を明記してにもかかわらず
特定ユーザーさんで支払い部署の判断で振込手数料を減額して振り込まれる場合が出てきました。
確認すると該当支払い部署には金額のみで支払い条件などは伝わっていないみたいです。
その為、振り込み手数料を減額したみたいです。
この場合公正取引委員会の定める下請法の違反の違反となります。
−2.対策方法
顧客の発注担当者に連絡すると、会社のシステムなので簡単には改善できないみたいので、下請法の違反とならないように
請求額に振り込み手数料と関連費用を追加しておいてほしいとの要望が有りました。
関連費用とは請求金額と入金金額が違うための会計処理上の損金処理が含まれます。
振り込み手数料は銀行間振り込み手数料で金額や振り込み方法及び銀行により差(770より275円)があります。
しかし、請求書で事前に記載には固定にする必要があります、
よって振り込み手数料と関連費用を合計して諸経費として1,000円(税含まず)としました。
この機能はWeb上の自動見積もりはユーザーさんが設定できます。
-1.振り込み手数料を減額しないで振り込み時
振込手数料を諸経費とするをOFF(今までと同じ機能)
-2.振り込み手数料を減額して振り込み時
振込手数料を諸経費とするをON(手数料と関連費用の合計を諸経費として扱う)
-3.結果例
振込手数料を諸経費とするをOFFの例
振込手数料を諸経費とするをONの例
3.RVMX社よりの手動作成の見積書・納品書・請求書の扱い
当社よりの手動作成の見積書・納品書・請求書ではユーザーさんよりのご要望又は前年実績で対応します。
4.注意
この機能を利用すると請求額が1,000円(税含まず)UPします。
但し、既に見積もりに諸経費の項目が有るときは機能しません(その諸経費内に振り込み手数料と関連費用含めることとする為)。
5.関連リンク
RVMX自動見積もりシステムのご紹介
提供ソフトのQ&A
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