全世界対応電力網の抽出ツールβ版で回線設計やRVMX_GISViewerでの利用を可能にします。
電波障害や景観に影響すると思われるので送電線等の電力網データを抽出する機能です。そのため、今回全世界対で地図上に希望の行政界・道路・河川地名等をOSMより抽出・描く機能です。
回線設計とRVMX_GISViewerよりの動作は2018年度以降となります。正規版は2019年版よりの予定です(2018年版は試用機能です。)
１．使い方(Toolの起動)
-1.全世界対応行政界・道路・河川地名等の抽出ツールβ版(参考)の付加機能として使います。a.全世界対応行政界・道路・河川地名等の抽出ツールβ版(参考)の起動方法
b.Windowの余白部分でマウスのミギボタンクリック
-2.RVMX_GISViewerよりToolとして利用
a.RVMX_GISViewerの画面より、オプション->ツール->行政界・道路・河川地名他(世界対応)をクリック。
b.電力網関係をクリック ２．設定画面説明を参照
c.クリア 電力網関係の設定をクリアします。
２．設定画面説明
-1.初期画面 
緯度経度は設定済みの例
a.電力網項目設定a-1.1000KV以上送電線
a-1-1.有効 1000KV以上送電線
a-1-2.色と線幅 色はダブルクリックで変更・線幅は数値入力
a-1-3.線種 直線・破線・一点鎖線・二点鎖線
有効・色と線幅・線種 1000KV以上送電線に同じ
a-3.200KV以上送電線
有効・色と線幅・線種 1000KV以上送電線に同じ
a-4.100KV以上送電線
有効・色と線幅・線種 1000KV以上送電線に同じ
a-5.50KV以上送電線
有効・色と線幅・線種 1000KV以上送電線に同じ
a-6.10KV以上送電線
有効・色と線幅・線種 1000KV以上送電線に同じ
a-7.発電所
有効・色と線幅・線種 1000KV以上送電線に同じ
a-8.変電所
有効・色と線幅・線種 1000KV以上送電線に同じ
b.初期化 各設定を初期化します。
c.確定 設定項目を確定します。
d.キャンセル 中止します。
e.コンテキストメニュー 余白部分でマウスの右ボタンクリックで出てきます。
e-2.柱サイズ 柱の径を指定します。
-2.抽出操作
a.全世界対応行政界・道路・河川地名等の抽出ツールβ版(参考)の操作と共通です。
３．画像地図表示
a.全世界対応行政界・道路・河川地名等の抽出ツールβ版(参考)の操作と共通です。４．結果例
-1.松山市付近の例
-2.パリ近郊の例
５．その他
-1.OSMデータは登録者や国により違いが有るため、完全には全世界同じようにはいかないと思います。-2.OSMデータ適宜更新されているので、出来るだけ最新をお使い下さい。
-3.範囲を大きくすると、データ量が増えてメモリーオバーとなり動作エラーや動作しないことが有ります。
-4.インターネットは使えることが必要です。
６．関連リンク
全世界対応建物高データの抽出ツール(参考)全世界対応行政界・道路・河川地名等の抽出ツールβ版(参考)
注意：.NetFrameWork4.5以上がインストールされている必要があります。
提供ソフトのＱ＆Ａ
(有)ＲＶＭＸ