RVMX WebView2を使ったクラスにWebView2ランタイム(Evergreen)の自動インストール機能追加
RVMX WebView2を使ったクラスにWebView2ランタイム(Evergreen)の自動インストール機能追加
概要 RVMX WebView2を使ったクラスにWebView2ランタイム(Evergreen)の自動インストール機能追加
Microsoft Edge WebView2ランタイムとは
Microsoft Edge WebView2ランタイムコンポーネントは、Webテクノロジを使用して作成されたコンテンツ(通常はWebサイトコンテンツ)を、
Microsoft EdgeChromiumエンジンを使用する従来のコンピューターアプリケーションに埋め込むことができるようにするために使用されます。
WebView2ランタイムがWindows 11に標準搭載、しかしWindows10には初期状態では搭載されていません。
但し,環境(Microsoft Edge canaryがインストールされている)により自動的にインストールされているものも有ります。
また、Micosoftではインストール用のサイトも用意しています。
本機能は2022年版より評価機能として連続使用を可能とします。
1.配布方法の概要(Microsoftの説明を引用)
WebView2 ランタイムをクライアント コンピューターに配布および更新するには、
Evergreen 配布モードと修正済みバージョン配布モードの 2 つの異なる方法があります。
-1.Evergreen 配布モードでは、WebView2 ランタイムはアプリにパッケージ化されていませんが、
最初はオンライン ブートストラップまたはオフライン インストーラーを使用してクライアントにインストールされます。
その後、WebView2 ランタイムはクライアント コンピューターで自動的に更新されます。
その後、最新の WebView2 API を使用する WebView2 アプリの更新プログラムを、最新の WebView2 SDK から配布できます。
ほとんどのユーザーには、エバーグリーンの配布モードをお勧めします。
利点:
基盤となる Web プラットフォーム (WebView2 ランタイム) は、ユーザーの努力なしに自動的に更新されます。
WebView2 ランタイムは、クライアント上にあるすべての WebView2 アプリによって共有されるため、
クライアント システム上の WebView2 ランタイムに必要なディスク容量は少なくなります。
適格なシステムでは、Microsoft Edge と Evergreen WebView2 ランタイムのバイナリは、同じバージョン上にある場合、
互いにハードリンクされます。 このリンクは、ディスクフットプリント、メモリ、およびパフォーマンスの利点を提供します。
欠点:
WebView2 アプリは、特定のバージョンの WebView2 ランタイムが必要であることを指定できません。
-2.修正済みバージョン_配布モードでは、特定のバージョンの WebView2 ランタイムをダウンロードし、
WebView2 アプリと一緒にアプリ パッケージにパッケージ化します。
アプリと一緒にパッケージ化する WebView2 ランタイムは、WebView2 アプリによってのみ使用され、
クライアントのマシン上の他のアプリによっては使用されません。
利点:
WebView2 ランタイムのバージョン管理を詳細に制御できます。
アプリで使用できる WebView2 ランタイムのバージョンを制御するため、アプリで使用できる WebView2 API がわかります。
アプリは、最新の API が存在するかどうかをテストする必要はありません。
欠点:
WebView2 ランタイムを自分で管理する必要があります。
WebView2 ランタイムはクライアントで自動的に更新されないため、最新の WebView2 API を使用するには、
更新された WebView2 ランタイムと一緒にアプリを定期的に更新する必要があります。
複数の WebView2 アプリがインストールされている場合は、クライアントにより多くのディスク容量が必要です。
インストーラーを使用して修正済みバージョン ランタイムをインストールすることはできません。
-3.WebView2ランタイムを手動インストールするには
https://developer.microsoft.com/en-us/microsoft-edge/webview2/のページに移動します。
Evergreen Bootstrapperセクション までスクロールダウンし、ダウンロード > 承認してダウンロードを選択します。
[ダウンロード] フォルダで実行可能ファイルを見つけて右クリックし、[管理者として実行] を選択します。
管理者の資格情報を入力します。 インストールが開始され、バックグラウンドで完了します。
2.利用方法
クラスに付加している為、ユーザーさんが意識して行う操作ことは有りません。
もし、RVMX WebView2を使おうとした時、WebView2ランタイムが入っていないと確認メッセージが出ます。
-1.はいを選択するとインストールがされます。
-2.いいえの時はインストールされません。但し、WebView2を使った動作はしません。
-3.インストール画面(Microsoft機能)
ダウンロド中
インストール中
3.非対応ソフトについて
本機能はRVMX_Webview2とRVMX_WV2Getimageの二つのクラスのみに付加しています。
よって、それ以外でWebview2ewを使っていてRuntimeが入っていないとのOSよりのメツセージ(Not found Webview2 Runtime等英文で出ます)が出たときは、
1.-3.WebView2ランタイムを手動インストールするにはを実施して下さい。
4.その他
-1.OSはWindows10を対象としています。Windows11以降は標準搭載されている為。
-3.この機能はPCに対して最初の一回のみです。
提供ソフトのQ&A
(有)RVMX