災害データをRVMX GIS Viewerで表示する機能(参考)
災害データをRVMX GIS Viewerで表示する機能(参考)
概要
RVMX GIS Viewerを使った災害データを表示する参考機能
アジア防災センターよりの世界の災害データを国・種別・月日指定以降等の条件でRVMX GIS Viewerで表示する参考機能です。
データはアジア防災センター及びGLIDE(世界共通のコード化)より取得します。
データ取得と表示用データ作成にはRVMX_Weatherクラスを利用しています。RVMX GIS Viewerは表示機能のみ利用しています。
よって、本機能の説明はRVMX_Weatherクラスの説明となります。
但し、本機能は2018年版は試用期間となり2019年版より正規の参考機能となります。
1.操作手順
RVMX_GISViewerが立ち上がった後よりの説明となります。
-1.事前に必要にエリアの地図を作成しておく(行政界などで)、していない時はデータ全体が対象となります。
-2.GISデータ->防災情報->気象データ->災害データをクリック
-3.災害データの条件を設定
a.範囲
a-1.日本 ONで日本国内の震源データ(詳細)を取得
a-2.世界 ONで全世界の震源データ(強震とリアルタイム)を取得
a-3.世界地図固定 地図を世界地図とします。(世界の時のみ有効)
a-4.ローカル時間 時刻をローカル時刻とします。(データがUSGSよりの時のみ有効)
b.月日指定 日本国内用
b-1.現在値 最新値の取得(日本の時は気象庁・世界の時は気象庁とUSGS)
日本の時
b-2.過去の値 日本で現在値OFFの時年月日を指定、但し約1〜2日以降より。
世界の時
b-3.世界の震源データリスト 世界で現在値OFFの時出てきます。
allで全てか年月日指定
b-4.以降 世界で現在値OFFの時出てきます。年月日指定の時その日以降のデータ全てが対象となります。
c.データ取得 取得方法の設定
c-1.無し 取得無しで、条件設定のみとなります。
c-2.一度 一度のみの取得
c-3.毎10分 10分毎に取得(世界で日時指定の現在値がチェックされている時のみ有効)
d.震源地 データ表示の方法設定。
d-1.マーカー倍率 マークの大きさ(倍率)を指定。
d-2.文字サイズ色 震源地名・震度の文字サイズ(フォントサイズ)と色(ダブルクリックで色を指定)を指定
d-3.データ表示 震源データの表現方法を指定
・円サイズ 震度に応じた大きさの円を描く
・数値 震度の数値を表示
d-4.深さ-色設定 震源深さと色の関係を設定、円マークはこの色で塗り潰されます。詳細は2.震源深さ-色設定を参照
d-5.最低マグニチュード 震度表示をする最低マグニチュードを設定
d-6.凡例位置 震度を円サイズで表現するときの凡例の位置を指定します。
-4.メッセージ データ時間のメッセージ
a.文字サイズ色 メッセージの文字サイズ(フォントサイズ)と色(ダブルクリックで色を指定)を指定
b.警報 指定マグニチード以上を検出した時、警報を出します。(世界で日時指定の現在値がチェック及び10分毎がONされている時のみ有効)
b-1.マグニチュード 警報を出す基準値
b-2.警報の出し方
・無し 警報無し
・メッセージ 文字による警報のみ
・メッセージ+警報音 文字と警報音(一度のみのサイレン)による警報
・メッセージ+連続警報音 文字と警報音(連続サイレン)による警報
-5.確定ボタン 設定を確定します。
-6.キャンセル 設定をキャンセルします。
-7.Helpボタン 本説明
2.震源深さ-色設定
-1.震源深さ一覧 設定されている震源深さの一覧
-2.震源深さと色の入力ボックス 震源深さは数値(Km)で、色はダブルクリックで色を指定
-3.編集/追加ボタン 入力ボックスに設定されたデータで編集や追加をします。同じ震源深さが有る時は編集・無い時は追加となります。
-4.削除 震源深さ一覧で指定された項目を削除します。
-5.凡例 色と震源深さの一覧を画像化(報告書などへ張り付け可能な様に)
-6.OKボタン 確定し終了。
-7.Cancelボタン 中断し終了。
3.作成例
-1.世界の震源データを円サイズで表示例
マークの色は震源深さにより変化します。
-2.世界の震源データを数値で表示例
-3.日本国内の詳細震源データを円サイズで表示例
4.その他
-1.本機能は気象庁より提供される震源データで日本国内は詳細で全世界は強震とUSGSの速報値(1時間内)が対象です。
-2.最新データと言っても1〜2日分遅れの公開となっているみたいです。
-3.データは気象庁より自動的に取得していて、気象庁が提供データの形式や仕様を変更すると、本機能は動作しなくなる可能性があります。
-4.データはUSGSより自動的に取得していて、USGSが提供データの形式や仕様を変更すると、本機能は動作しなくなる可能性があります。
注意:.Net Framework4.5以上がインストールされている必要が有ります。
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