SDR電界強度測定器の感度確認と校正
SDR電界強度測定器の感度確認と校正
概要
SDR電界強度測定器の感度確認と校正を実施ました。
1.測定データ (下記はRF Gain=0の測定値 [RF Gain最大は50dBまで上げられます])
2.グラフ
-1.DVB-T+DAB+FM
-2.DS-DT305
2.DVB-T+DAB+FMとDS-DT305の比較
-1.高域(800MHz以上)
DVB-T+DAB+FMは1400MHzまで受信可能な為、ADS-B等の受信が可能です。
DS-DT305は800MHzまでしか受信可能でない為、ADS-B等の受信は不可能です。
-2.60〜800Mhz
DS-DT305の方が感度は良いです(約10dB)。
3.考察
当然と言えば当然ですが、ワンゼグ用の機器の為TV領域が最も感度がよいです。
また、テレビは比較的強電界(60dBμ程度)ですので、この程度の感度でOKみたいです。
しかし、電界強度測定器としては周波数帯によっては感度不足(しかし、RF Gainは設定で50dBまで上げられます)の為、強電界の測定(TV放送などの)に限られると思います。
外国製
や
国産
ローノイズアンプ・BPF等を付ければ改善はすると思いますが。
また、雑音レベルが非常に高いです。雑音レベルを下げる方策が有れば改善すると思います。当然USB接続は延長ケーブルでPCより離す等
4.関連情報
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RVMX_SDR 基本機能
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RVMX_SDRADSB 航空機衝突防止機能
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-6.
SDR電界強度測定器の感度確認と校正
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提供ソフトのQ&A
(有)RVMX