RVMX 電波による電力伝送シュミレーション(α版)に太陽光発電衛星よりの機能を追加
RVMX 電波による電力伝送シュミレーション(α版)に太陽光発電衛星よりの機能を追加
概要 RVMX 電波による電力伝送シュミレーション(α版)に太陽光発電衛星よりの機能を追加
RVMX 電波による電力伝送シュミレーション(α版)に太陽光発電衛星よりの機能を追加してみました。
回線設計の2023年版以降で動作し、2023年版は試用期間となり、2024年版より正規機能とする予定です。
Googleearthでの表示例
1.利用方法
・回線設計よりの起動方法
起動方法はRVMX 電波による電力伝送シュミレーション(α版)を参照
2.基本操作説明
基本機能はRVMX 電波による電力伝送シュミレーション(α版)を参照
本説明は衛星に特化した説明となります。
追加機能
-1.プルダウンメニュー
-1.発電衛星有効 チェックすると発電衛星機能が有効となります。
-2.衛星向け最低仰角 発電衛星よりのビームが人家などに照射しないように、受電側の最低仰角を指定。
-2.送信局設定 太陽光発電衛星の設定
基本機能はRVMX 電波による電力伝送シュミレーション(α版)を参照
太陽光発電衛星はまだ現実にないので、既存の衛星を設定する機能を付加しました。
a.発電衛星ボタン 既存の衛星データより選択し設定、衛星軌道・衛星通信の機能
を利用してアメリカ合衆国のNORAD(北米航空宇宙防衛司令部)より取得
名称・緯度経度・高度は自動的に設定されます。その後手動で変更も出来ます。
手順例は3.衛星選択を参照
-3.空中線などの設定後確定ボタンをON
-4.受電関係を設定
基本機能はRVMX 電波による電力伝送シュミレーション(α版)を参照
-5.最初の画面の計算ボタンをON
3.結果表示画面説明
変更箇所
-1.ビーム損失を削除
-2.GoogleEarthボタンの追加 結果をGoogleEarthで表示、但しGoogleEarthがインストールされている必要があります。
-3.地図ボタンの追加 結果を指定地図で表示。
-4.プルダウンメニューの追加
a.システム 将来機能用
a-1.終了 画面の終了
b.地図 地図環境設定
b-1.動的表示 地図を表示しながら、スクロールバーで変更して表示、。但し画面に変化が出るのは送信空中線の変更時のみ
b-2.種類 地図の種類
b-2-1.電子国土地図 国土地理院提供の地図(但し日本国内のみ)
b-2-2.Bing衛星地図 Bingmapの衛星地図
b-2-3.Bing道路地図 Bingmapの道路地図
b-2-4.オープンストリート地図 OpenStreetmap
b-2-5.グレイスケール グレイスケール
b-2-6.設定 地図環境設定、但し汎用機能の為使われていない地図の設定項目もあります。これらは無視してください
b-3.局マーク 送電・受電局のマーク
b-4.伝送ルート 伝送ルート(この線幅はGoogleEarthのルート線幅にも適用されます)
b-5.フォントサイズ 局名のフォントサイズ指定
b-6.キャッシュ 地図データのキャッシュ
b-7.地図の最大縦横比 地図のサイズの最大縦横比を指定
b-8.地図のマージン 必要範囲に対してマージンを設定
4.地図表示画面説明
ビーム(-3dB)の表示もしています。
・プルダウンメニュー
a.システム
a-1.ファイル
a-1-1.保存 画像をファイルへ保存します。
a-1-2.ボゾン後表示 〃 後表示します。
a-2.終了 閉じます。
b.表示
b-1.画面に合わせる 地図のサイズを画面に合わせます。全体表示
b-2.不透過率% 着色の不透過率%設定
3.衛星選択
詳細は衛星軌道・衛星通信を参照
簡単な手順
-1.衛星選択画面立ち上げ後最初にアメリカ合衆国のNORAD(北米航空宇宙防衛司令部)へ接続に行く最新データを取得します。
-2.衛星グループの選択
通信衛星を選択の例
-3.衛星の種別の選択
インテルサットを選択の例
-4.全てを選択 全てボタンをON、これにより現在存在するインテルサッ衛星すべてが選択されます。
インテルサットを選択の例
-5.確定ボタンをON 選択された衛星のうち、目的の仰角以上で最も近い衛星を自動的に選択します。
4.結果例
-1.goolgeeart例
太陽光発電衛星より
-2.地図表示例
OpenStreetMapで太陽光発電衛星より,黄色はビーム幅
衛星とは関係ないですが、地図表示機能追加したため地上間に適用した例を下記に載せておきます。
OpenStreetMapで地上間の例,黄色はビーム幅<
日本電子国土で地上間の例,黄色はビーム幅<
-3.空中線アレイを10000×10000の例
計算結果
グラフ表示例、衛星の高度が高い為水平距離の変化では変化していません
5.その他
-1.本機能は推定機能で参考です。
-2.空中線は高利得としビームを絞る必要があります、それによりサイズは大きくなります。
例えば5.7GHzでアレイを10000×10000とし間隔をλ/2とすると、約526m×526mとなり非常に大きなサイズとなります。
-3.実用に関しては非常に強力なビームとなる為、航空機や他の衛星などへ照射しないような航路のルール作りが必要と思われます。
6.関連操作説明
RVMX 電波による電力伝送シュミレーション(α版)の紹介
注意:
.Net Framework4.5以上がインストールされている必要が有ります。
現在β版で、完成予定は未定です。
本ソフトは、回線設計より参考で提供中はサポートの対象外となります
提供ソフトのQ&A
(有)RVMX