RVMX RF DEW(無線指向性エネルギー兵器) シュミレータ(β版)
RVMX RF DEW(無線指向性エネルギー兵器) シュミレータ(β版)
概要 RVMX RF DEW(無線指向性エネルギー兵器) シュミレータ(β版)です。
最近、イギリス国防省でRF DEWの試射を行い話題になっています。
RVMXでもゲーム感覚で行えるRF DEW シュミレータ(参考機能)を作成してみました。
関連式はわかる範囲で集めて、その他は推測で作られています。基本はエリア電界(KV/m)で作られています。
強力なエリア電界によりターゲット内の金属部分に電圧を誘起し破壊するものです。
以前に開発したRVMX 電磁波砲(HPM)シュミレーションTool(α版)と基本的には同じです
違いは周波数範囲を広げて中波〜マイクロウエーブまでとしています。
またターゲットはドローンからミサイルまで用意していますが、実用的なのはドローンや無人機みたいです
本来別ソフトですが、回線設計ユーザーに対して参考で配布します。
回線設計の2025年版以降で動作し、2025年版は試用期間となり、2026年版より参考機能とする予定です。
1000KHz 50GWでスコープのアニメーション(大きさは手前か奥かの差)例
1.動作原理概要
-1.無線送信機は大出力が必要で電源装置も大型となりますが、ホンシュミレーションでは検討対象外とします。
-2.空中線はフェイズドアレイを使用
利得や指向性はRVMX フェイズドアレイ空中線シュミレーション(α版)参考機能kの機能を利用
-3.ターゲットへの攻撃の影響はエリア電界(KV/m)で判定。
今日エリア電界によりターゲットの金属部分に電圧を誘起し、誤動作や破壊を行う。
-4.周波数が低いと空中線の高利得が得られにくく、その分無線出力を大きくする必要が有ります。
しかし、高い周波数では空中線の高利得が得られる代わりに、指向性がシャープとなりターゲットへの方向・チルト調整が必要となります。
-5.現在のターゲットへの影響電界はRVMX 電磁波砲(HPM)シュミレーションTool(α版)の設定値を使っています。
また、航空機やミサイルに関しては必要電界が未定の為、メニューには有りますが未設定です。
2.インストールおよび立ち上げ方法
・回線設計よりの起動方法
サブメニュー、より起動

3.概要・操作紹介
・初期画面

-1.FR DEW(電磁戦闘システム)の環境設定部
a.No. FR DEWが複数ある時に選択
b.名称 〃 の名称
c.変更ボタン 条件変更時に反映させます
d.追加ボタン FR DEW複数モード時に追加します
e.削除 〃 に削除します
f.ロケーション 位置情報他
f-1.経度・緯度 FR DEWの位置
f-2.地図ボタン 緯度経度を地図より取得
緯度経度が入っいるとその地点を表示
〃 空白の時は日本の時は東京を表示
経度に都市名が入っていると、その位置を表示
表示の中心マークを目的の位置に合わせて、マークをマウスでダブルクリック
地図の種類変更等の設定
地図の種類変更等の設定
操作説明はEdge(Chromium)による地図より緯度経度を取得する機能(評価機能)を参照
f-3.削除ボタン 緯度経度を削除
f-4.地上高(m) 空中線の地上高(m)
f-5.GL(m) 〃 GL(m)、これは自動設定されます。
g.無線 無線条件
g-1.周波数(MHz) 攻撃に使う周波数
g-2.出力(KW) 〃 無線出力(KW)
h.空中線 フェイズドアレイ
h-1.諸元 RVMXフェイズドアレイの諸元、これは空中線シュミレータで自動設定
h-2.フェイズドアレイ設定 RVMXフェイズドアレイ空中線シュミレータ起動

操作方法はRVMX フェイズドアレイ空中線シュミレーション(α版)参考機能を参照
h-3.水平角度(度) 空中線の水平角度(度)、但し空中線自動追尾の時は無視されます
h-4.チルト角(度) 〃 垂直角(度)、 〃
h-5.利得(dB) 〃 の李時(dB)、これは空中線シュミレータで自動設定されます
h-6.フィーダ損失(dB) 給電線の損失(dB)
h-7.水平パターンボタン 空中線の水平パターンが確認できます

h-8.垂直パターンボタン 空中線の垂直パターンが確認できます

-2.標的設定部
a.標的 標的の種類

a-1.ドローン
a-2.UAS(無人攻撃機システム)
a-3.CM(巡行ミサイル) 未定
a-4.ASM(空対艦ミサイル) 未定
a-5.SRBM(短距離弾道ミサイル) 未定
a-6.IRBM(中距離弾道ミサイル) 未定
a-7.MRBM(準中距離弾道ミサイル) 未定
a-8.ICBM(大陸間弾道ミサイル) 未定
b.作成ボタン ランダム標的の作成
c.削除ボタン 〃 の削除
d.ランダムチェックボタン 標的をランダムに作成
e.最大数 ランダム標的の最大数
f.名称 標的の名称
g.任意ターゲット 設定緯度経度を中心に標的を作成、OFFの時はRF DEWの空中線方向を中心に標的を作成
h.経度・緯度 標的の中心位置
i.地図ボタン 標的の緯度経度を地図より取得
緯度経度が入っいるとその地点を表示
〃 空白の時はRF DEWを表示
経度に都市名が入っていると、その位置を表示
表示の中心マークを目的の位置に合わせて、マークをマウスでダブルクリック
地図の種類変更等の設定
地図の種類変更等の設定
操作説明はEdge(Chromium)による地図より緯度経度を取得する機能(評価機能)を参照
j.削除ボタン 標的の緯度経度を削除
k.高度(m) 標的の海抜高(m)
-3.発射ボタン RF DEWの照射シュミレーション開始
-4.停止ボタン 本ソフトの終了
・プルダウンメニュー
-1.システム

a.ファイル
a-1.読込み ファイルよりデータを読み込み再現します。
a-2.保存 現在のデータを保存します
b.複数RF DEW RF DEWを複数設定可能
c.シュミレーション距離(Km) シュミレーション距離(Km)を設定
d.地球の等価倍率 k値
e.空中線自動追尾 空中線方法高を自動で標的に向ける、その時は水平・垂直の角度損はなくなります
f.距離マージン 未使用?
g.距離分割 未使用
h.角度分割 未使用
i.地図の種類

i-1.Bing Map Bingの道路地図
i-2.Bing SatMap Bingの衛星地図
i-3.OpenStreetmap オープンストリート地図
i-4.日本電子国土 日本電子国土
j.地図のサイズマージン
k.地図の最大縦横比 極端な縦長や横長をなくすため
l.遮蔽考慮 地形による遮蔽を考慮、OFFにすると遮蔽損失はなくなります
m.DEMの種類 遮蔽やGLを求めるDEMデータの種類

m-1.50m mesh 日本国内用
m-2.Aster 全世界対応
n.DEM設定 DEM官許の設定
o.終了 本システムの終了
-2.標的のダメージ

a.照射エネルギー
a-1.標的 標的の種類
a-1-1.ドローン
a-1-2.UAS(無人攻撃機システム)
a-1-3.CM(巡行ミサイル) 未定
a-1-4.ASM(空対艦ミサイル) 未定
a-1-5.SRBM(短距離弾道ミサイル) 未定
a-1-6.IRBM(中距離弾道ミサイル) 未定
a-1-7.MRBM(準中距離弾道ミサイル) 未定
a-1-8.ICBM(大陸間弾道ミサイル) 未定
a-2.回復可能ダメージ(KV/m) 標的の回復可能ダメージ電界値
a-3.回復不可能ダメージ(KV/m) 標的の回復不可能ダメージ電界値
a-4.破壊(KV/m) 標的の破壊電界値
b.色

b-1.回復可能ダメージ(KV/m) 標的の回復可能ダメージの色
b-2.回復不可能ダメージ(KV/m) 標的の回復不可能ダメージの色
b-3.破壊(KV/m) 標的の破壊の色
-3.結果出力先

a.グラフ 距離に対して電界変化と書くダメージ位置、但し選択された1FR DEWに対してのみ

b.地図 地図上にRF DEWと標的をダメージに対する色分けして表示、複数FR DEWにも対応
1GHzの例
c.垂直チャート ターゲットの高度に対する、各ダメージのグラフ表示、但し選択された1FR DEWに対してのみ

d.スコープ スコープで見たターゲットの表示、ダメージを受けた標的は、ダメージに応じた速度で落下します
、但し選択された1FR DEWに対してのみ

リトライとgifアニメーションも作成できます
-4.Help

a.説明 本説明
b.バージョン ソフト情報

4.地図表示での操作説明
プルダウンメニュー
-1.システム

a-1.ファイル
a-1-1.保存 画像としてファイルへ保存します
s-1-2.保存後表示 ファイルへ保存後表示します
a-2.終了 画面を閉じます
-2.表示

a-1.画面に合わせる 地図サイズを画面に合わせます
-3.GoogleEarth
GoogleEarthがインストールされている必要があります

a-1.表示 GoogleEarthで表示します
a-2.地図貼り付け ルート地図を張り付けて表示
a-3.アイコン ノードのアイコンを指定します
a-4.ファイルへ保存 kmzファイルへ保存します
5.出力例
-1.地図表示の例
1MHzの例
-2.Google Earthで表示例
Google Earthで表示例
-3.スコープの例

6.その他
-1.2025/5現在実施は英国防省より発表のみです
-2.RFはDEWの設置位置は全て架空のものです
-3.近距離では非常に強力なパワーを発揮します、よって攻めてくる敵に対して強力に機能するため防衛用に向いた装備と思われます。
8.関連サイト
-1.RVMX 防衛関連ニュース
-2.RVMX 電磁波砲(HPM)シュミレーションTool(α版)
-3.RVMX フェイズドアレイ空中線シュミレーション(α版)参考機能
注意:
.Net Framework4.7.1以上がインストールされている必要が有ります。
現在β版で、完成予定は未定です。
本ソフトは、回線設計より参考で提供中はサポートの対象外となります
提供ソフトのQ&A
(有)RVMX