RVMX OCRによる名刺読み取り機能β版(参考)

RVMX OCRによる名刺読み取り機能β版(参考)

概要

 RVMX OCRによる名刺読み取り機能β版(参考)。

   RVMX OCRは以前より多くの方法で検討されてきました。
  最近はOCRにCloudによるAIを使ったものが多くなり精度も上がってきています。
  しかし、これらは利用料がかかり、且つCloudにデータを抜き取られる可能性が有ります。
  特に中国が絡むと略完全に抜き取られます。又、GAFAに於いては二次利用がされる可能性が有ります。
  これらを考慮して、PC内で完結するものを考慮してきました。しかし精度があまりよくないので、未公開でした。
  今回RVMX顔認証Toolを開発し、その中に受付支援を想定している為、RVMX OCRに名刺読み取り機能を追加し公開しました。
   記述的には3ステップ有ります。
   a.名刺の検出と、傾き補正(RCMX_GetRECクラス[非公開]を使っています)
   b.画像より文字列へ変換(OCR=Windowsの機能を使っています)
   c.文字列より各項目(名前・会社名・住所等[開発中])を検出
  本機能はRVMX顔認証Toolに付加とRVMXサンプル提供機能で単独提供も考えています。

1.利用方法

 -1.RVMX顔認証Toolよりの使い方

    詳しくはRVMX顔認証Toolに登録者情報より使える説明が有ります。
    
     ・名刺入力
      a.画像ファイルより   他の方法で名刺を画像ファイル化したものより入力
      b.イメージスキャナより イメージスキャナより直接入力します。
                  但し、事前にスキャナの前言を入れて於いて下さい。

 -2.RVMX サンプルプログラムやデータ提供Toolのβ版(参考)よりの方法
    使い方は、RVMX サンプルプログラムやデータ提供Toolのβ版(参考)を参照

    

2.RVMX顔認証Toolよりの使い方

     回線設計とは直接関係機能の為、サンプルソフト提供機能を開発して提供できるようにしました。
    これにより、興味のない人にはDVD内にも入れていない為、まったく負担になりません。

2.基本画面操作

    読込んでいる例
   -1.画像入力  左側の画像
    入力方法
    a.画像ファイルより 左下のファイルボタンを押して画像ファイルを選択します。

    b.イメージスキャナより 下のイメージスキャナボタンを押して取り込み(YIFIやケーブルで接続された、スキャナが必要です)
              但し、自然にイメージスキャナの電源を入れて於いて下さい。
    ブラザープリンタの例
      名刺は文字の細かい箇所も有るため、最も高い精度で読み込んでください。

   -2.画像より文字列読み取り
    a.下中央の文字読み取りボタンをON

    b.プルダウンメニューのシステム->自動文字読み取りにチェックが入っていると、画像が入力されると自動的に、文字列の読み取りが行われます。

    c.その結果が、右側表示されます。表示方法はプルダウンメニューのシステム->名刺処理にチェックが入っていると、名前や会社などの識別もします。

    d.プルダウンメニューのシステム->修正Windowにチェックが入っていると別途修正用のWindowsが開きます。
    ここで修正が出来ます

3.プルダウンメニュー

   -1.システム
    
    a.結果保存   名刺を読み取った結果を保存します
     a-1.テキスト保存    結果のテキストのみを保存します。
     a-2.テキストれ画像保存   〃    と画像(切り出して傾き補正した)を保存します。

    b.モード   動作モードを選択
    本説明はName cardのみ有効
      Name cardの時は名刺の外形を検出し、傾きを補正して切り出しています。その為背景は単色で名刺と区別出来る色として下さい。
      ご参考に、Stringの時は文字列の傾きで用紙の傾きを補正します。
           Imageは何も傾き補正は有りません。

    c.取り込み用紙サイズ 名刺の大きさを判定する為、用紙サイズかDPIで判定しています。
    

    d.自動文字読み取り これがチェックされていると、画像が入力されると、即文字の読み取りを開始します。

    e.自動ページ送り  名刺が複数ある時、文字読み取りを行うと次のページ(名刺)へ移動します。

    f.名刺処理     読み込んだ文字列より名前や会社名、部署、役職、住所、電話、FAX、e-mailなどを抽出します。
              ただし、この機能は、多くの例を覚えさせなければ精度は上がりません、現在はサンプル程度です。

    g.変換前の倍率   文字列へ変換間にに元画像のサイズを変更できます。倍率で指定します。(本機能は変換精度へ影響確認で付けています)

    h.複数画像を1枚へ 名刺が複数ある時、1枚の紙へ整理して表示
    左側の画像が整理済み
    元の画像

    i.画像切り出しをしない 名詞の識別をしないで、元の画像のままで処理

    k.終了       ソフトを終了します。

   -2.Help
    
    a.説明     本説明

    b.バージョン  ソフト情報
    

6.結果画面例

   -1.英語名刺
    

7.その他

   -1.当社製のソフトは略全て、日本語と英語対応となっています。切り替えはOS環境で自動で切り替えます。
   -2.本Toolは検証用で、開発中です。
   -3.名刺をイメージスキャナに乗せるとき、少し程度なら傾きが有ってOKです(傾き補正が有るため)

  注意:.NetFrameWork4.62以上がインストールされている必要があります。

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