概要
国土地理院発行の電子地形図定形図郭版地図への対応の操作説明です。
国土地理院発行の電子地形図定形図郭版が新しく発行されています、それへの対応する参考機能です
現在は電子地形図定形図郭版の25000しか出ていません、またサイズが非常に大きい為扱いづらいです(約 1枚で418MB=32Bitカラー有ります。CD版の時約78MB)。
追記:Webより購入される時は用途にもよりますが、無線のエリア図用には300dpiをお勧めします。
本機能は、2015年版以降で動作し、2015年版は試用期間となり、2016年版より正式機能と成ります。
警報音シュミレーションで使用例(位置データは架空のものです)
１．対応ソフト
-1.回線設計システム
-2.エリア調査システム
-3.RVMX GISViewer
-4.警報音シュミレーション
２．利用方法
-1.回線設計よりの利用方法
a.設定
b.種別選択
Settingボタンで設定もできます
-2.エリア調査よりの利用方法
a.設定
b.種別選択
回線設計に同じ
-3.RVMX GISViewerよりの利用方法
-4.警報音シュミレーションよりの利用方法
２．操作方法
他の画像地図と同じですので、省略
３．条件設定画面
-1.25000フォルダー 25000のデータが格納されているフォルダー指定
-2.参照ボタン 〃 をエクスプローラで行う
-3.50000フォルダー 50000のデータが格納されているフォルダー指定(予定)
-4.参照ボタン 〃 をエクスプローラで行う(予定)
-5.2000000フォルダー 2000000のデータが格納されているフォルダー指定(予定)
-6.参照ボタン 〃 をエクスプローラで行う(予定)
-7.Grayscale 白黒画像とする
-8.地図が無い時海とする 地図データが無い時は海の色とする
-9.作成中プログレスを表示 進捗状況を表示
-10.解凍ファイルは保持 解凍後のファイルを残し、再利用時に高速化する。但し、HDDは消費される
-11.最大サイズ(32Bit)M 地図画像の32Bitカラーで最大サイズを指定、これにより、メモリー不足を回避
-12.背景色 地図の背景色を指定
-13.幅補正% 地図の幅を補正、横方向に隙間が出来たとき利用
-14.高補正% 地図の高さを補正、縦方向に隙間が出来たとき利用
-15.合成中のメモリー消費を抑える 地図合成中のメモリー消費を抑えます。但し、速度は少し落ちます。（2016年版は試用で、2017年版よりの機能）
４．地図データの配置方法
条件設定画面で設定したフォルダーに配置します。
方法は下記の二つの方法があります。
-1.Webより購入したzipファイルを直接配置
この時は、作業フォルダーに解凍されて作業が行われ、終了後作業ファイルは削除されます。
特徴はHDDの利用サイズを小さく出来るが、速度は遅くなります(解凍時間分)。
-2.DVDで購入したファイルやzipを解凍したファイルの配置(2015/11より追加機能)
設定フォルダー内のデータで作業をします。速度は早いがHDDを多く使います。
具体的な配置方法は、設定フォルダーへ4桁の数字フォルダー単位でコピー(解凍後)してください。
又、DVDにあるKANRI2KN.CSVも各4桁の数字フォルダー内へコピーしてください。(複数DVDを配置時にKANRI2KN.CSVは同一ファイル名の為)
-1.と-2.の混在も可能です。
-3.2016/4/15以降発行のものは、jpgにも対応しています。また、各4桁の数字フォルダーを使わない時にも対応機能も追加しました。
５．その他
-1.現在は25000しか出ていませんが、50000と200000も想定して設定画面に準備しています
-2.電子地形図定形図郭版は日本電子国土のベクターデータよりラスター化したものみたいです。ベクターを使えないユーザー向けではと思われます
(ベクターの方がPCなどではサイズが小さく、拡大縮小に対して劣化が無いので向いていますが、そのままでは簡単に使えません)
回線設計などでは、日本電子国土のベクターデータを使う方が簡単で劣化が有りません。
-3.電子地形図定形図郭版(508dpi)はサイズから、大きいエリアには向いていません。メモリーサイズが大きくなる為小さくすると、画像がぼけてきます。
用途としては、小さいエリアを大きい用紙に表現するときに向いています。
Webより購入ときは300dpiを選択すればサイズが小さくなります。
-4.電子地形図定形図郭版はファイル名に日付が有ります。よって、同じエリアでも複数配置可能です。しかし、ソフトでは最新のファイルのみを使います。(2015/11より追加機能)
-5.DVD版電子地形図定形図郭よりのインストールの援助機能もあります。但し、2016年版は使用で2017年版より正規
-6.国土地理院発行の25000電子地形図定形図郭版の手動操作機能。但し、2016年版は使用で2017年版より正規
-7.その他補正機能（2016/5追加機能）
ルートにNewJGMap.configを配置し、地図合成時のタイル位置とサイズをピクセル単位で調整
内容(設定なしの時は初期値となります)
25x:タイルを左へ移動するピクセル数（初期値1）
25y:タイルを上へ移動するピクセル数（初期値1）
25w:タイル幅を広げるピクセル数（初期値1）
25h:タイル高さを広げるピクセル数（初期値1）
５．25000電子地形図対応
本機能を利用して、25000電子地形図(300dpiの事？)にも対応しています。
注意：動作には.Net Framework4.5以上がインストールされている必要が有ります。
また、PCの性能により、正常に動作しない(メモリー不足が発生)ことが有ります。(この時は最大サイズ(32Bit)Mを調整してください)
この機能は現在開発中です。又参考機能の為サポートはありません。
提供ソフトのＱ＆Ａ
(有)ＲＶＭＸ
警報音シュミレーションで使用例(位置データは架空のものです)Settingボタンで設定もできます