RVMX 名前付きパイプによるプロセス間通信クラスの紹介
RVMX 名前付きパイプによるプロセス間通信クラスの紹介
概要
RVMX 名前付きパイプによるプロセス間通信クラスの紹介です。
プロセス間通信には匿名パイプによるものや名前付きパイプがあります。
匿名パイプは簡単ですがPC内のみの基本片方向です、名前付きパイプまた機能が豊富でPC間や双方向が可能です。
今回、機能が多い名前付きパイプで汎用クラスとして作成しました。
取り合えずの目標はRVMXレーザーガンシュミレーション及びRVMX ITVカメラシュミレーションへの追加機能で
レーザーガンシュミレーションやRVMX ITVカメラシュミレーションとRVMX_Webview2間の通信に利用しています。
2024年版以降で動作し、2024年版は試用期間となり、2025年版より正式機能と成ります。
しかし、本機能はクラスなので他のソフトに組み込まれて利用すもので、単独では利用できません
1.構成と機能
サーバーとクライアントより構成されます。
-1.名前を指定してサーバーを立ち上げます。
-2.名前を指定してクライアントを立ち上げて、サーバーに接続します。
-3.通信はサーバー側及びクライアント側とも送受ができます
-4.通信の内容は文字列の配列と画像の配列を同時に送受できます。
2.レーザーガンシュミレーションでの例
プロセス間通信有効をチェックすると動作します。
実際の動作はバックで動作する通信の為、表面では確認できません。
3.動作概要
-1.複数サーバーを立ち上げることができて、各サーバーに対して複数のクライアントが接続できます。
-2.送りたい文字配列や画像配列はBase64の文字へ変換して送信します。
-3.受信後はイベントで親ソフトへ渡します。受信後文字配列や画像配列に戻します。
4.その他
−1.クラスは紹介のみで、単独での提供はありません。
注意:.Net Framework4.7.1以上がインストールされている必要が有ります。
提供ソフトのQ&A
(有)RVMX