無線回線間の干渉検討参考機能(β版)への2024年追加機能
無線回線間の干渉検討参考機能(β版)への2024年追加機能
概要 無線回線間の干渉検討参考機能(β版)への2024年追加機能。
本機能は202年にRVMXが開発した無線回線間の干渉検討参考機能(β版)へのユーザーさんよりの要望による追加機能です。
主な追加は近距離間の干渉検討の機能です、ただ分からないことが多くあり、判明している機能のみで作成しています。
その他、OSに環境変化への対応(IEの停止に対応)なども含まれます。
追加機能は回線設計の2024年版以降で動作し、2024年版は試用期間となり、2025年版より正規機能とする予定です。
1.利用方法
本説明は追加部分のを行います、基本操作は無線回線間の干渉検討参考機能(β版)を参照
2.基本操作説明 近距離間の干渉関連変更分
-1.近距離間の干渉検討設定
a.プルダウンメニュー
a-1.システム
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a-1-1.近接距離 干渉が近接距離の時の時利用(同一鉄塔等緯度経度で離隔距離が表せない時等)
-2.画面説明
近接距離の例
a.電波干渉タイプ 被干渉
a-1.自システム設定 影響を受ける自システムの受信条件設定を行います。但し近接の時は先に他システムを設定してください、その緯度経度を利用するため
赤矢印が追加や機能変更の部分
a-1-1.緯度経度 緯度経度は相手局よりの距離と方位で決定、緯度経度の直接修正は出来ません。
a-1-2.近接条件ボタン 近接条件を設定します。詳細は3.近接条件設定画面を参照
a-1-3.地図 緯度経度を地図表示・糸毛緯度変更IE上で、本機能は以前より有りましたがWindowsのIEが停止となった為
WebView2上で動作する地図表示/緯度経度変更に変更 詳細はEdge(Chromium)による地図より緯度経度を取得する機能(評価機能)を参照
a-1-4.空中線チルト(度) 近接干渉を可能とする為、垂直角度損機能を追加したので、空中線取り付けチルト各の設定機能を追加
a-1-5.混信波用追加フィルター(dB) 干渉波が同一波出ない時、受信機入力に追加するフィルター(ノッチ又はバンドパス等)による減衰量を仮定して設定
a-1-6.垂直パターン 水平は元の機能にも有りましたが、近接干渉を可能とする為垂直パターンの機能を追加しました。
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垂直パターン例、90--90度で反対側は同一パターンとします
テキスト編集で任意のパターンを登録できます。
a-1-7.フィーダ常数の塘路機機能の追加 現在の周波数の1m当たりの減衰量を登録、その後周波数を変更しても追従します。
また、一度登録すると同一システム内では自動的に流用します。
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a-2.自システム設定 影響を受ける自システムの目的波の送信条件設定を行います。但し、受信条件で受信電界の設定が有るときは名称のみとなります
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a-2-1.空中線チルト(度) 近接干渉を可能とする為、垂直角度損機能を追加したので、空中線取り付けチルト各の設定機能を追加
a-2-2.垂直パターン 水平は元の機能にも有りましたが、近接干渉を可能とする為垂直パターンの機能を追加しました。
a-2-3.フィーダ常数の塘路機機能の追加 現在の周波数の1m当たりの減衰量を登録、その後周波数を変更しても追従します。
a-3.他システム設定 影響を与えるシステムの送信条件設定を行います。
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a-2-1.空中線チルト(度) 近接干渉を可能とする為、垂直角度損機能を追加したので、空中線取り付けチルト各の設定機能を追加
a-2-2.垂直パターン 水平は元の機能にも有りましたが、近接干渉を可能とする為垂直パターンの機能を追加しました。
a-2-3.フィーダ常数の塘路機機能の追加 現在の周波数の1m当たりの減衰量を登録、その後周波数を変更しても追従します。
b.電波干渉タイプ 与干渉
b-1.自システム設定 影響を受ける自システムの送信条件設定を行います。他システムを設定より先にしてください、この緯度経度を利用するため
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a-2-1.空中線チルト(度) 近接干渉を可能とする為、垂直角度損機能を追加したので、空中線取り付けチルト各の設定機能を追加
a-2-2.垂直パターン 水平は元の機能にも有りましたが、近接干渉を可能とする為垂直パターンの機能を追加しました。
a-2-3.フィーダ常数の塘路機機能の追加 現在の周波数の1m当たりの減衰量を登録、その後周波数を変更しても追従します。
b-2.他システム設定 影響を受ける他システムの受信条件設定を行います。但し近接の時は先に影響与える自システムを設定してください、その緯度経度を利用するため
赤矢印が追加や機能変更の部分
b-2-1.緯度経度 緯度経度は相手局よりの距離と方位で決定、緯度経度の直接修正は出来ません。
b-2-2.近接条件ボタン 近接条件を設定します。詳細は3.近接条件設定画面を参照
b-2-3.地図 緯度経度を地図表示・糸毛緯度変更IE上で、本機能は以前より有りましたがWindowsのIEが停止となった為
WebView2上で動作する地図表示/緯度経度変更に変更 詳細はEdge(Chromium)による地図より緯度経度を取得する機能(評価機能)を参照
b-2-4.空中線チルト(度) 近接干渉を可能とする為、垂直角度損機能を追加したので、空中線取り付けチルト各の設定機能を追加
b-2-5.混信波用追加フィルター(dB) 干渉波が同一波出ない時、受信機入力に追加するフィルター(ノッチ又はバンドパス等)による減衰量を仮定して設定
b-2-6.垂直パターン 水平は元の機能にも有りましたが、近接干渉を可能とする為垂直パターンの機能を追加しました。
テキスト編集で任意のパターンを登録できます。
b-2-7.フィーダ常数の塘路機機能の追加 現在の周波数の1m当たりの減衰量を登録、その後周波数を変更しても追従します。
b-3.他システム設定 他システムの目的波の送信条件設定を行います。但し、受信条件で受信電界の設定が有るときは名称のみとなります
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a-2-1.空中線チルト(度) 近接干渉を可能とする為、垂直角度損機能を追加したので、空中線取り付けチルト各の設定機能を追加
a-2-2.垂直パターン 水平は元の機能にも有りましたが、近接干渉を可能とする為垂直パターンの機能を追加しました。
a-2-3.フィーダ常数の塘路機機能の追加 現在の周波数の1m当たりの減衰量を登録、その後周波数を変更しても追従します。
-3.プルダウンメニュー変更分
a.システム
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a-1.近接距離 2024年よりの追加機能(詳細は基本操作説明 近距離間の干渉関連を参照)
b.地図
b-1.地図の最低範囲設定機能の追加 近接距離の追加で極省範囲の地図となる可能性が出てきたので、本機能を追加して最小範囲を設定
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3.近接条件設定画面
赤矢印が追加や機能変更の部分
-1.水平離隔距離 干渉局との水平離隔距離をmで設定
-2.相手方位(度) 〃 の方位
-3.固定損失(dB) 取付状況や周辺環境により、減衰するであろう数値を設定、数値は負で設定してください
-4.確定ボタン 設定値を確定します。
-5.キャンセル 設定を中断します。
4.その他変更
-1.結果出力を近接距離に対応して修正
5.結果例
-1.近接距離の例
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系統図
-2.受信機へフィルターを追加したときの結果例
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6.その他
-1.サンプルで使っているデータは架空のものです。
-2.当然近距離干渉では同一周波数では無理です。
-3.空中線パターンで真方向以外は取り付け環境によりカタログパターンと誓ってくることが有りますので、実測が必要かと思います。
-4.干渉を受けるシステムが移動系の時は必要最小受信電界を設定してください。
7.関連リンク
・無線回線間の干渉検討参考機能(β版)
・無線局の人口衛星への干渉検討参考機能(β版)
注意:
-1..Net Framework4.5以上がインストールされている必要が有ります。
-2.現在β版で、完成予定は未定です。
-3.本ソフトは、参考で提供中の為サポートの対象外となります
提供ソフトのQ&A
(有)RVMX