RVMX フォルダーのアクセス権を設定するToolβ版(参考)

RVMX フォルダーのアクセス権を設定するToolβ版(参考)

概要

 RVMX フォルダーのアクセス権を設定するToolβ版(参考)で回線設計等よりも利用を可能にしました。

  今まで、本機能はWondowsOSに付属の機能で同じようなものが有る為公開していませんでした。
  今回、あるユーザーさんでPDF出力が出来ない現象が出ました。色々調べるとWindowが提供している暫定作業エリアのアクセス権が有りませんでした。
  該当フォルダーはすべてのローカルユーザーさんは使えるハズですが、何かの操作によりアクセス権が無くなったものと思われます。
  この作業フォルダーはRVMX製のソフトだけでなく多くの汎用ソフトで使っています。
  本来、OSのTool(Windows8での説明)で治すのが本筋ですが、各ソフトより簡単操作で治す機能として付加しました。
  本来別ソフトですが、参考機能として回線設計等より動作するようにしました。正規版は2020年版よりの予定です(2019年版は試用機能です。
    グループに対しての権限のNの時

1.使い方(起動方法)

   -1.回線設計よりの利用
    a.回線設計の最初の画面より、Help->Windows作業フォルダーをフルコントロールへをクリック
    

    b.以降は自動で作業がされます。
     ・もし、既に権限が有れば何もしないで、結果を表示をします。
     ・フルコントロールの権限が無くて、既に継承権限が有る時は、別に非継承の権限を作るか確認画面が出ます。
 
    はい->既にある権限を変更(但し非継承となります)、いいえ->別に非継承の権限を作る
     ・何も権限が無くて、ユーザーもない時は、自動的に、フルコントロールの権限が追加されます。
     以上の動作は各ソフトに共通の為、以降は省略

    c.回線設計より起動できる各種ソフトで、同様な現象が出たときは、起動元の機能を使ってみて下さい。

   -2.エリア調査よりの利用
    a.エリア調査の最初の画面より、Help->Windows作業フォルダーをフルコントロールへをクリック
    

    b.以降は自動で作業がされます。
     回線設計よりの利用参照

    c.エリア調査より起動できる各種ソフトで、同様な現象が出たときは、起動元の機能を使ってみて下さい。

   -3.パンザマスト強度計算よりの利用
    a.パンザマスト強度計算の最初の画面より、Help->Windows作業フォルダーをフルコントロールへをクリック
    

    b.以降は自動で作業がされます。
     回線設計よりの利用参照

    c.パンザマスト強度計算より起動できる各種ソフトで、同様な現象が出たときは、起動元の機能を使ってみて下さい。

   -4.混信調査・実験報告等にも付加しましたが、説明は同じの為省略

2.RVMX フォルダーのアクセス権を設定Toolの説明

   -1.画面説明
    
    a.ユーザー
     a-1.全ユーザー Offの時は現在のログオンユーザーのみとなります。Onで全ユーザーが対象となります。但し、この時は編集はできません。
    全ユーザーの例
     a-2.現在ユーザー 全ユーザー Offの時
             ユーザー名と,管理者グループに属しているか(属している時はTrue),ユーザーグループに属しているか(属している時はTrue)
    b.フォルーダ  対象フォルダー
     b.参照ボタン ブラウザ形式で設定できます。
            フォルダーが変更されると、即アクセス権限が下に表示されます。
    c.アクセス権限
     c-1.種類   権限の種類。
     c-2.ユーザー ユーザー名
     c-3.権限   アクセス権限。
            Fullcontlor フルコントロール
            RE      読み込みと実行
            R       読み込み
            W       書き込み
            S       シンクロナイズ(読み込みと実行、変更)
            M       変更
     c-4.継承   上位よりの権限継承。
            本ソフトにより変更後は、非継承となります。
    d.編集ボタン  アクセス権限の変更を行います。
            対象ユーザーは、現在ユーザーに対して行われます。但し、複数有る時は非継承が優先します。
            -2.アクセス権変更画面説明を参照
    e.終了ボタン  本ソフトの終了。
    f.コンテキストメニュー マウスの右ボタンクリックで現れます。
     f-1.Help   本説明。
    

   -2.アクセス権変更画面説明
    
     a.変更できる権限は表示のもののみです。代表的なものに絞っています。
      a-1.読込み   読み込み権限
      a-2.書込み   書き込み権限
      a-3.変更    変更権限
      a-4.読込み実行 読込み実行権限
      a-5.同期    基本的な権限の組み合わせで、シンクロナイズ
      すべてを選んだときは、フルコントロールとなります。
     b.全てボタン   各権限を纏めてON/OFF
     c.確定ボタン   アクセス権を変更します。
              変更後は非継承となります。
              すべてをOFFにして確定を押すと削除になります。
              また、対象ユーザーの権限が全て削除されると、上位よりの継承権限が復帰します。
     d.終了ボタン   アクセス権変更画面の終了

2.結果画面例

   -1.同じ名称で別に非継承の権限を作った例
    

3.その他

    -1.本機能は性格上ユーザーの権限にアクセス権変更が有ることを前提としています。
    -2.本機能は限定機能で、OS機能の操作がわかりづらい時に使う暫定機能です。
    -3.もっと細かく設定したいときはOSの機能を利用して下さい。
    -4.OSの機能画面はバージョンにより違っていますが、基本的な部分は変わっていません。
    -5.RVMX製ソフトでの作業フォルダーは、Vista以前はルートフォルダーを使っていました。
      しかし、Vista以降はMicrosoftがセキュリティの向上の為、Progrsam filesフォルダーは管理者として起動しないと権限が無くなりました。
      よって、Vista以降に追加した機能はWindowsが指定する、ユーザー単位のテンポラリーフォルダーを作業フォルダーとしています。
      しかし、logなどはユーザーさんが取り出し易いように、ルートに作成しています。

  注意:.NetFrameWork4.5以上がインストールされている必要があります。

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