RVMX ドローンシュミレータβ版(参考)にKMZ/KMLの読込み機能を追加
RVMX ドローンシュミレータβ版(参考)にKMZ/KMLの読込み機能を追加
概要 RVMX ドローンシュミレータβ版(参考)にKMZ/KMLの読込み機能を追加。
RVMX ドローンシュミレータにKMLウィキペディア対応機能を追加しました。
但し、基本的にはRVMX製ソフトで作成されたKMZ/KMLファイルを対象としています。
また、RVMX ドローンシュミレータβ版(参考)はCesiumで動作していて、CesiumのKMZ/KML対応が完全ではないので暫定機能も有ります。
本機能は2022年版以降で動作し、2023年版より正規機能とします。
1.KMZ/KMLについて
KMLはアプリケーション・プログラムにおける三次元地理空間情報の表示の管理などを目的とした情報をXMLで記述するもので、GoogleEarth等使われていました。
2008年4月にKML2.2版は、そのままOpen Geospatial Consortium (OGC) という地理情報システムのオープンソース化を目指す団体の規格となった。
Cesiumでは公開企画となったkml2.2より対応を始めました。
しかし、RVMX製ソフトで作成されたKMZ/KMLファイルにはkml2.1も存在する為、読み込み時にkml2.2と読み替えています。
2.利用方法
基本的にはRVMX ドローンシュミレータβ版(参考)を立ち上げた後にプルダウンメニューより利用します。
プルダウンメニューのオプションより
-1.KMZ/KMLファイル 現在の設定ファイルを表示
a.ファイル設定 ブラウザ方式でファイルを設定します。
a-1.ファイル選択
a-2.スタート位置をファイルより読み取り確認、簡易読み取り
緯度経度の取得に失敗する手メッセージが出ます。この時は、手動でスタートの緯度経度を設定して下さい。
b.非フライトモード 飛行モードを停止し、画面の操作はマウスの操作のみ行います。武器などは機能しません。
c.地形を除去 CesiumのKML/KMZ対応が不完全な為の対応機の機能、Cesiumが対応後はなくなります。
線データなどを地面に貼り付けときにTerian(地形)が有ると、地面に貼り付けられず地下に沈んでします。
但し、Terian(地形)を除去すると地形の3D表示はなくなります。
本機能でも完全ではなくて、地図貼り付けなどでも不具合が残るみたいです。
c-1.Cesiumのメッセージ
2022/7/31現在のCesium最新バージョン1.95で確認も、改善されていません。
c-2.松山市の行政界(Line)での改善の例
地形を除去にチェックON例
地形を除去にチェックOFF例
c-3.地図貼り付け(GrondOverlay)で残る不具合の例
地形を除去にチェックONで地図貼り付け例
GoogleEarth例
c-4.ポリゴンデータの地上作図で残る不具合の例
地形を除去にチェックONで作図例
GoogleEarth例
3.動作例
-1.多重回線の回線系統例
4.その他
-1.本機能はGoogleEarthの代替え機能として開発しています。
(GoogleはEU等で多額の違反金を科されたので対抗処置として、今まで無料で使えていた機能を有料化や廃止しています)
GooleEarthで使える時は、GoogleEarthの方が高機能です。本機能はあくまでGoogleEarthが使えなくなった時用です。
-2.外部よりの直接利用も、将来的には考えています。(回線設計よりGoogleEarthの代わりにRVMX ドローンシュミレータβ版(参考)で直接立体表示)
5.関連サイト
-1.RVMX Cesiumフライトシュミレーション
-2.RVMX ドローンシュミレータ
-3.RVMX ドローンシュミレータβ版(参考)にCityGML利用機能の追加
-4.RVMX ドローンシュミレータβ版(参考)に2024年追加機能
注意:.NetFrameWork4.62以上がインストールされている必要があります。
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