RVMX ドローンシュミレータβ版(参考)にCityGML利用機能の追加

RVMX ドローンシュミレータβ版(参考)にCityGML利用機能の追加

概要

 RVMX ドローンシュミレータβ版(参考)にCityGML利用機能の追加。

   RVMX ドローンシュミレータcityGML(国際基準)対応機能を追加しました。
  只、ユーザーさんがその環境作成には面倒なので、支援Toolを作成し公開予定です。

1.CityGML(3D都市モデル)

   CityGMLは国交省もサンプル的に全国56都市(2022/6現在)3D都市モデル(Project PLATEAU)が公開されています。
   世界的にも広がり始めています

2.環境設定

   現在は日本国内の特定都市を手動でWebサーバーに必要データ(建物データの3Dタイル)を配置し、確認しています。
    3D都市モデル
    -1.有効    CityGML有効

    -2.Web環境へコピーツール(開発中)
      現在の国交省のサンプルは都市単位(例えば都内では区単位)で構成されていて、複数の区を含めるには大変な作業が発生します。
      b3dmファイル名は都市単位内で順番に番号で識別する方式で、複数区にすると名前の付け直しが必要となります。
      tileset.json内も変更が必要となります。
      そこで、環境設定支援Toolにより(開発中)これらを簡単に出来る機能(ダウンロード解凍・合成・LODの選択)を実現予定です

      手動配置方法
             このツールが無い現在では、ユーザーさんが手動でのサーバーへの配置が必要です。
      目的のデータをWebより取得後解凍し、建物データを選択。
      その中に現在の国交省よりの提供データは低解像・テキスチャ無し・テキスチャー有りが有り、PCの性能に合わせて選んでください。
      該当サーバーのルートにcitygmlのフォルダーを作成し、さらにその下にjpフォルダーを作成、
      その下にtileset.jsonとdataフォルダー(b3dmファイル内臓)ごと配置して下さい。

    -3.ドメインで国指定[空白で自動]  前述の通りCityGMLは全世界対応なので、今後の格納整理の為に国指定します。

    -4.OS機能のIISサーバーの場合MIMEで.b3dmの手動登録が必要です。MIMEの種類=application/atom+xml

3.動作例

    -1.松山市で低解像度(LOD1)のデータを利用例
    OSM(LOD0)とCityGMLが混在しています

4.その他

   -1.PC性能や回線性能によりFPS(フレーム/秒)が下がり動きがぎこちなくなることが有ります。その時はデータを低解像(LOD1)に変更してみて下さい
   -2.当社製のソフトは略全て、日本語と英語対応となっています。切り替えはOS環境で自動で切り替えます。
   -3.データは全て架空のものです。
   -4.本ソフトは参考機能なのでサポートは有りません、又開発中です。

5.関連サイト

   -1.RVMX Cesiumフライトシュミレーション
   -2.RVMX ドローンシュミレータ
   -3.RVMX cityGMLクラスの試験Tool(α版)のご紹介
   -4.RVMX ドローンシュミレータβ版(参考)に2024年追加機能

  注意:.NetFrameWork4.62以上がインストールされている必要があります。

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