RVMX Bluetoothクラス(α版)のご紹介
最近はBluetooth特にBLE(Bluetooth Low Energy)が普及してきています。用途はイヤホン・時計・マウス・キーボード等です。
しかし、それらの多くはデバイスに組み込まれていて専用機能です。
そこで、PCソフト内より汎用利用できるクラスを作成してみました。
当初はPCとスマホ間の通信を想定していました。
しかし、Bluetoothによるファイル転送規格のFTVがAndroidはOKですがiHponeが対応していないみたいですので、現在は具体的な利用はしていません。
1.Bluetoothについて
-1.Bluetoothには出力でクラス分けされています。
Power Class 送信出力の要件 最大通信距離
Class 1 100 mW(+20 dBm)≧ 送信出力 > 2.5 mW(+4 dBm) 約100m
Class 1.5 10 mW(+10 dBm) ≧ 送信出力 > 2.5 mW(+4 dBm)
Class 2 2.5 mW(+4 dBm)≧ 送信出力 > 1 mW(0 dBm) 約10m
Class 3 1 mW(0 dBm) ≧ 送信出力 約1m
-2.バージョン
1.1、1.2、2.0、2.1、3.0,4.0で、最新規格は5.1です。
バージョンが異なる機器同士でも低いバージョンの機能に合わせてつながります。
-3.BluetoothシリーズとBLEの違い
BLEは電力だけでなくチャンネル数等も変更して低電力化したもので、BluetoothとBLEの互換性はありません。
クラシックBluetooth BLE
データ・チャンネル 79ch 37ch
リンク確立までの時間 数100ms 数ms
パケット長 長い 短い
2.機能紹介
-1.デバイスタイプ設定 Bluetooth 又は BLE
-2.デバイス検索のタイムアウト 検索には時間が掛かります、しかしいつまでも待つわけにいかないので、設定出来る様にしました。
-3.デバイスの自動選択 デバイスが1個で以前接続したことの売る時は自動ペアリング
-4.デバイス検索
スマホ1台とノートPC1台が見えています
デバイスが複数あるとリストが出てきて選択します。
-5.ペアリング
デバイスが選択されるとペアリングをします。
-6.以降の処理は、このクラスを呼び出しているソフトが行います。
-7.接続履歴デバイスの削除。
スマホ1台とノートPC1台が登録されています
3.想定使い方
RVMX製の他のデバイスよりクラスとしてファイルを取得します。しかし現在は未対応です。
4.その他
-1.本機能は現在開発中です。
-2.iHponeのBluetoothペアリングがFTPに対応することを期待します。
提供ソフトのQ&A
(有)RVMX