RVMX ブロックチェイン(BlockChain)のマイニング試験Tool紹介(参考機能)
RVMX ブロックチェイン(BlockChain)のマイニング試験Tool紹介(参考機能)
概要
RVMX ブロックチェイン(BlockChain)のマイニング試験Tool紹介(参考機能)。
ブロックチェイン(BlockChain)のMining(マイニング)に関する各種試験Toolです。
対象はBitcoinとして、ナンス値を求めています。
本Toolはマイニングで利益を上げるのが目的ではなくて、マイニングの別用途への可能性を探るためのものです。
2023年は試用で、2024年版より正式機能(参考機能)と成ります。
1.使い方
RVMX ブロックチェイン(BlockChain)試験Tool紹介(参考機能)より起動
ツール->RVMXマイナー試験Toolをクリック
2.基本機能
-1.画面説明
a.画面の説明
a-1.開始ボタン マイニングの開始
a-2.動作確認メッセージ ####が変化します。(開始ボタンの下に)
a-3.中止ボタン マイニングを中止します。
a-4.メッセージボツクス 右側にマイニングゅのスレッドよりメツセージが来ます。
b.プルダウンメニユー
b-1.システム
b-1-1.GPU/CPU マイニングに利用するGPUとCPUの切り替え、(本来はGPUが主流ですが、現在は未対応)
b-1-1_2.内蔵しているGPU確認 PCに内蔵されているGPUのメーカ確認
結果例
b-1-2.生存確認(ミリ秒) ソフトが動作しているか確認間隔。
b-1-2_2.タイムアップで既存スレッドを強制終了
b-1-3.新ブロック検出で既存スレッドの強制終了 新ブロック検出で既存スレッドの強制終了を許可。(新ブロック検出までに計算が間に合わないとき用)
b-1-3.メッセージの詳細度 簡単・普通・詳細より選択。ただし、詳細時はスクリプトも名が見える様にする為ハッシュレートは落ちます。
b-1-4.スクリプト詳細メツセージのスクリプト指定 ナンス値計算途中のターゲットとスクリプト結果。但し、非常に多くまた速い為見るのは困難、ただ状況確認用
表示例、ターゲットとスクリプトが一致すると成功
注意、この機能は非常に多くのデータを高速で処理するため、普通の操作では停止できないこともあります。その時はタスクマネージャーで停止してください。
b-1-5.マルチスレッド 新規追加機能、CPUの複数コアを使い新規ブロックを順次割り当てる
b-1-6.最大行数 メッセージリストの最大行数を指定
b-1-7.終了 ソフトの終了
b-2.ロックチェーンプールサーバー ブロックチェーンプールへのアクセス情報
b-2-1.Urlアドレス サーバーのUrl stratum(tcp通信)のみ対応
b-2-2.ユーザー サーバーアクセスのユーザーID
b-2-3.パスワード 〃 パスワード
b-3.Help
b-2-1.説明 本説明
b-2-2.バージョン
c.メッセージ上のコンテキストメニュー
メッセージボツクス上で、マウスの右ボタンクリックで出てきます。
c-1.クリア メッセージリストを削除
c-2.コピー メッセージリストをテキストとしてコピーエリアへ
c-3.ファイルへ保存 メッセージリストをテキストファイルに保存
c-4.自動でファイルへ保存 事前に指定したファイル(log)へ、動作中のメツセージを保存(長時間動作時用)
3.実行例
-1.簡単メッセージの例
但しマルチタスク機能追加により同じブロックを複数スレッドで計算する機能は停止しました。
開始ボタンONで動作中は###が変化します。
-2.普通メツセージの例
但しマルチタスク機能追加により同じブロックを複数スレッドで計算する機能は停止しました。
結果がハッシュレート。ナンス値が0?
-3.詳細メツセージの例
実際に送受信しているデータも表示
-4.ハッシュの計算完了まで新ブロックを検出しても無視[生存確認(ミリ秒)を3600000ms(1時間)]の例
但しマルチタスク機能追加により同じブロックを複数スレッドで計算する機能は停止しました。
ナンス値が計算されている
-5.マルチタスクの例
タイムアップで既存スレッドを強制終了ON
タイムアップで既存スレッドを強制終了OFF
4.ハッシュレートについて
結果にKH/秒があるりますが、これがハッシュレートで、ハッシュの計算速度を表します。
ハッシュレートは仮想通貨の信頼性と価値を表すともいわれています。
昔はPCでも対応できたみたいですが、現在は専用のIDCで工場と呼ばれるMinerが作られていてほとんどが、それらによりMiningされています。
今回のPCでCPUを使ったハッシュレート4KH/s程度でした。たとえGPUで行っても到底間に合わない数値です。
ちなみに現在(2023/1/20)のBitcoinのハッシュレートは300EH/sぐらいです。
ハッシュレートの各単位の関係は下記の通りです。
1 Kh/s = 1 000 h/s
1 Mh/s = 1 000 Kh/s = 1 000 000 h/s
1 Gh/s = 1 000 Mh/s = 1 000 000 Kh/s = 1 000 000 000 h/s
1 Th/s = 1 000 Gh/s = 1 000 000 Mh/s = 1 000 000 000 Kh/s = 1 000 000 000 000 h/s
1 Eh/s = 1 000 Th/s = 1 000 000 Gh/s = 1 000 000 000 Mh/s = 1 000 000 000 000 Kh/s = 1 000 000 000 000 000 h/s
ご参考に、リアルタイムのビットコインのハッシュレートグラフ
5.現在時点の疑問点
-1.Bitcoinのブロックは10分間隔と言われていますが、試験した限りでは1分間隔となっています。
実際に送受信しているデータも表示
調査の結果、ハッシュの計算完了前に新しいブロックが来て、以前のスレッドでの計算を中断しています。
そのためナンス値が0となっています、(ターゲットとハッシュ計算値が不一致のため)
最近の高速Minerではこれでも間に合うのかもしれませんが、PCでの計算では間に合いません。これは仕方がないのか?
対策として新ブロック検出で既存スレッドの強制終了許可機能を追加
生存確認(ミリ秒)を3600000ms(1時間)として確認例
無事ナンス値が計算されている
6.関連機能
-1.ブロックチェイン(BlockChain)へのRVMXの取り組みと展望について
-2.RVMX ブロックチェイン関連でビットコイン(Bitcoin)の検証
-3.RVMX ブロックチェイン(BlockChain)試験Tool環境について
-4.RVMX OpenCLクラス(GPUの利用) について検討
-5.RVMX ブロックチェイン(BlockChain)試験Tool紹介(参考機能)
-6.RVMX PDFへ押印Toolβ版(参考)へブロックチェインによるオリジナル確認機能を試験追加
-7.RVMX スマートコントラクト(SmartContract)ブロックチェインの試験Tool紹介(参考機能)
7.その他
-1.本機能は参考で付けている為サポートはありません。
-2.Bitcoin・ブロックチェーンなどに関する用語は各自勉強してください。
-3.本機能は現在勉強・開発中です。
注意:.Net Framework4.72以上がインストールされている必要が有ります。
提供ソフトのQ&A
(有)RVMX