RVMX_AutoVirtualPaperを利用したサービスエリア出力Toolβ版の紹介

概要

　RVMX_AutoVirtualPaperを利用したサービスエリア出力Toolβ版の紹介。

　　RVMX_AutoVirtualPaperはPrinter/PDF/XPS/ODF/SVG/Word等へRVMXソフトより簡単に出力できるToolです。
　　本Toolはこの機能を利用した、サービスエリア出力Toolβ版で、回線設計等の機能を使わず全てを単独で処理しています。
　　動作は2021年版よりで、2021年版は試用で2022年版より正規機能の予定です。

　　　　立体地図の例

１．起動方法

　　　回線設計のサービスエリアより使います。

　　　　システム->自動バーチャルペーバ出力をクリック
　　　　-1.サービスエリアが読み込まれている状態では、そのサービスエリアが自動的に初期データとして立ち上がります。

　　　　-2.サービスエリアが無い状態で立ち上げると、任意mobilファイル(複数可能)読み込みにより、動作します。

２．使い方

　　　　初期画面

　　　-1.画面説明
　　　　　a.複数エリア　　　　同時に複数のmobilファイルを処理します。自動合成も出来ます。

　　　　　b.データ読み込みボタン　mobilファイルを選択します。既に存在するときは、追加か新規かの確認が出ます。

　　　　　c.データ数　　　　　読込まれているmobilファイル数が出ます。ダブルクリッで削除もできます。

　　　　　d.用紙設定ボタン　　用紙や出力先を指定します。

　　　　　　詳細は-2.用紙・縦横・出力先の指定方法を参照

　　　　　e.共通条件　　　　　データが複数ある時に、共通する条件、条件が違っていると選択できないものも有ります。
　　　　　　e-1.範囲の緯度経度　シュミレーション範囲の緯度経度

　　　　　　e-2.周波数　　　　無線周波数

　　　　　　e-3.出力　　　　　基地局の送信出力

　　　　　　e-4.詳細条件　　　立木の影響など、詳細条件

　　　　　　e-5.判断基準値　　色分けする判断基準値

　　　　　　e-6.受信条件　　　受信側の条件、但し、エリア電界の時は動作しません。

　　　　　　e-7.空中線パターン　水平及び垂直の空中線パターン、但し、antregフォルダーに該当ファイルが有る時のみ

　　　　　f.個別条件　　　　　データファイル単位の条件で、共通で選択されていないもの
　　　　　　f-1.範囲の緯度経度　シュミレーション範囲の緯度経度

　　　　　　f-2.詳細条件　　　立木の影響など、詳細条件

　　　　　　f-3.判断基準値　　色分けする判断基準値

　　　　　　f-4.受信条件　　　受信側の条件、但し、エリア電界の時は動作しません。

　　　　　g.地図　　　　　　地図関連の条件
　　　　　　g-1.種類

　　　　　　g-2.地図設定ボタン　地図の環境設定を行います。

　　　　　　g-3.グレイスケール　背景地図をグレイスケールにします。但し、グレイスケールをOFFにしても地図作成条件の時グレイスケールにしていると、グレイスケールのままです。

　　　　　　g-4.陸上のみ　　　サービスエリアの対象を陸上のみとします。

　　　　　　g-5.登録判定値　　判定基準をシステムの登録値を使います、OFFの時はファイルよりの基準値を使います。

　　　　　　g-6.登録判定値変更
　　　　　　　g-6-1.登録判定値にチェックが入っていると、登録判定値の修正となります。

　　　　　　　　g-6-1-1.種類　　登録判定値の種類、(メリット/電界・ＳＮ・ERPエリア電界・FMエリア電界・見通し)選択

　　　　　　　　g-6-1-2.登録値一覧　登録値の一覧表示と選択

　　　　　　　　g-6-1-3.値　　　　　登録の数値、数値の変更が出来ます、但し、反映されるのは、変更ボタンを押した時です。

　　　　　　　　g-6-1-4.色　　　　　　〃　色、ダブルクリックで色を変更できます。但し、反映されるのは、変更ボタンを押した時です。

　
　　　　　　　　g-6-1-5.変更ボタン　数値と色の変更を有効にします。

　　　　　　　　g-6-1-6.凡例　　　　登録値を画像にして表示します。

　　　　　　　　g-6-1-7.初期値　　　初期値に戻します。

　　　　　　　　g-6-1-8.OKボタン　　登録値を確定します。
　　　　　　　　g-6-1-9.Cancel　　　キャンセルします。

　　　　　　　g-6-2.登録判定値にチェックがOFFで、データが有るとファイルよりの基準値の確認となります。

　　　　　　　　登録判定値変更に同じですが、変更はできません。

　　　　　　g-7.前回条件利用　　　　日本電子国土の時で、前回条件をそのまま使います。OFFの時は種類の選択などの画面が出てきます。

　　　　　　g-8.合成地図　　　　　　データが複数ある時で、サービスエリアの自動合成を行います。

　　　　　　g-9.局作図　　　　　　　地図上に基地局の作図条件を設定
　　　　　　　g-9-1.色　　　　　　　　　　〃　　　の色を設定、ダブルクリックで色の変更が出来ます。

　　　　　　　g-9-2.形　　　　　　　　　　〃　　　の形を選択

　　　　　　　g-9-3.線幅　　　　　　　　　〃　　　の線幅を指定

　　　　　　g-10.行政界　　　　　　　地図上に指定の行政界を作図します。但し、日本国内のみです。

　　　　　　　g-10-1.都市名　　　　選択されている都市名が出てきます。データが無い時は黒色・データが有ると範囲内の時は緑、範囲外の時は赤色となります。

　　　　範囲内

　　　　範囲外

　　　　　　　g-1-2.設定ボタン　　行政界を選択。色・線幅なども選べます。

　　　　　　g-11.不透過度(%)　　　地図上に描くエリア図の不透過度です。0=透過しない・100=完全透過

　　　　　　g-12.スケール　　　　　地図上に距離スケールを付加します。

　　　　　　g-13.地図保存　　　　　作成した地図を保存します。保存先は元のmobilが有る場所で、名称は同じで各証紙がjpgです。もし、既に同じ名前が有る時は番号を付加して重複を避けます。

　　　　　　g-14.立体地図　　　　　地図を立体化します。但し古いmobilにはGL高が入っていない為、正常には作成できません。
　　　　　　　g-14-1.高さ強調　　　山の高さを強調します(1の時は元の高さ)
　　　　　　　g-14-2.不足GL読み取り　エリアを合成した時、GLの無い箇所が出来る可能性が有ります。その時に補完します。

　　　　　　　g-14-3.DEM設定　　　　不足GL読み取り用DEMの環境設定。

　　　　　h.情報　　　　　　　出力に付加する情報
　　　　　　h-1.タイトル　　　タイトルの指定

　　　　　i.実行ボタン　　　　出力を開始します。

　　　　　j.終了　　　　　　　ソフトを終了します。

　　　　　k.オプション情報　　RVMXアイコンをマウスの右ボタンクリックでメニューが出てきます。

　　　　　　k-1.説明　　　　　本説明

　　　　　　k-2.RVMXサイト　　RVMX者のサイトへ

　　　　　　k-3.バージョン　　バージョン

　　　　　　k-4.終了　　　　　ソフトを終了します。

　　　-2.用紙・縦横・出力先の指定方法
　　　　a.プリンターへ出力時

　　　　　ア.用紙サイズ選択　　注意、実際のプリンターやWord等外部に依存する機能時は、それらにより制限されます。(ソフトより固定される時が有ります)
　　　　　イ.位置調整　　　　　　出力位置の微調整用です。
　　　　　ウ.用紙の縦横　　　　(ソフトより固定される時が有ります)
　　　　　エ.オプション　　　　追加設定(表紙・目次・ページ)の設定

　　　　　　・表紙の追加
　　　　　　・表紙のタイトル
　　　　　　・表紙に社名
　　　　　　・表紙に日付
　　　　　　　　オ.出力先・フォーマット　プリンタ・PDF・XPS・ODF・SVG・Wordの選択
　　　　　カ.プリンター設定　　ディフォルトプリンターの設定
　　　　　キ.開始ボタン　　　　プリント開始
　　　　　ク.中止　　　　　　　中止

　　　　b.PDFで出力時

　　　　　ア.用紙サイズ選択　　注意、実際のプリンターやWord等外部に依存する機能時は、それらにより制限されます。(ソフトより固定される時が有ります)
　　　　　イ.位置調整　　　　　　出力位置の微調整用です。
　　　　　ウ.用紙の縦横　　　　(ソフトより固定される時が有ります)
　　　　　エ.結果の自動表示　　作成後即表示します。
　　　　　オ.PDFのメニュー追加　PDFにアウトライン(目次)を付加

　　　　メニューを付加した例

　　　　　カ.オプション　　　　追加設定(表紙・目次・ページ)の設定

　　　　　　・表紙の追加
　　　　　　・表紙のタイトル
　　　　　　・表紙に社名
　　　　　　・表紙に日付
　　　　　　　　キ.出力先・フォーマット　プリンタ・PDF・XPS・ODF・SVG・Wordの選択
　　　　　ク.出力ファイル無し　結果を表示のみの時
　　　　　ケ.PDFパスワード　　 PDFにパスワードを付加します。
　　　　　コ.出力ファイル指定
　　　　　サ.参照ボタン　　　　エクスプローラで選択
　　　　　シ.開始ボタン　　　　プリント開始
　　　　　ス.中止　　　　　　　中止
　　　　
　　　　c.XPSで出力時

　　　　　ア.用紙サイズ選択　　注意、実際のプリンターやWord等外部に依存する機能時は、それらにより制限されます。(ソフトより固定することもできます)
　　　　　イ.位置調整　　　　　　出力位置の微調整用です。
　　　　　ウ.用紙の縦横　　　　(ソフトより固定される時が有ります)
　　　　　エ.結果の自動表示　　作成後即表示します。
　　　　　オ.オプション　　　　追加設定(表紙・目次・ページ)の設定

　　　　　　・表紙の追加
　　　　　　・表紙のタイトル
　　　　　　・表紙に社名
　　　　　　・表紙に日付
　　　　　　　　カ.出力先・フォーマット　プリンタ・PDF・XPS・ODF・SVG・Wordの選択
　　　　　キ.出力ファイル無し　結果を表示のみの時
　　　　　ク.出力ファイル指定
　　　　　ケ.参照ボタン　　　　エクスプローラで選択
　　　　　コ.開始ボタン　　　　プリント開始
　　　　　サ.中止　　　　　　　中止
　　　　
　　　　d.ODFで出力時
　　　　　XPSで出力時に同じ

　　　　e.SVGで出力時

　　　　　ア.用紙サイズ選択　　注意、実際のプリンターやWord等外部に依存する機能時は、それらにより制限されます。(ソフトより固定される時が有ります)
　　　　　イ.位置調整　　　　　　出力位置の微調整用です。
　　　　　ウ.用紙の縦横　　　　(ソフトより固定される時が有ります)
　　　　　エ.結果の自動表示　　作成後即表示します。
　　　　　オ.オプション　　　　追加設定(表紙・目次・ページ)の設定

　　　　　　・表紙の追加
　　　　　　・表紙のタイトル
　　　　　　・表紙に社名
　　　　　　・表紙に日付
　　　　　　　　カ.出力先・フォーマット　プリンタ・PDF・XPS・ODF・SVG・Wordの選択
　　　　　キ.SVG設定ボタン　　 SVGに詳細設定が出来ます。
　　　　　　キ-1.SVGに詳細設定画面の基本操作説明を参照

　　　　　　　Web Access point setボタンが追加されました。　SVGをWebで見る時用です。
　　　　　　キ-2.Web環境の設定説明を参照

　　　　　　　SVG設定でWebにチェックをした時、Webに関する情報や制御ができます。
　　　　　　　又、この時はファイル出力関係の指定はできなくなり、Web経由となります。
　　　　　　　Web経由で必要な環境は、サーバー環境とWifi環境(視聴者が有線LAN環境が無い時)です。作成ファイルはこのWebサーバーに配置されます。
　　　　　　　また、外部のWebサーバーを利用時は、一度ファイル出力をし、ファイル名の後に.htmを付加しFTP等でサーバーへUploadして下さい。
　　　　　　　Web経由にすることにより、説明会や講習会の資料配布を兼ねることができます。

　　　　右上のピンクの枠

　　　　　　　・開始ボタン　Myweb(PC内に簡易的に作成するWeb環境(簡易サーバーとWifi))を動作させます。
　　　　　　　　　　　　　　但し、PCのWifiアクセススポットは同時接続は最大8名程度です
　　　　　　　　　　　　　　環境でWifiが使えるときは,PCの簡易Wifiアクセススポットは必要ないと思います。
　　　　　　　　　　　　　　注意、ネットワーク環境により、本機能が使えないことも有ります。
　　　　　　　・Mywebの動作状態
　　　　　　　・ローカルWebの動作状態　ローカルWeb(PCのIISを有効にし、PC内に簡易サーバーが動作出来るとき)
　　　　　ク.出力ファイル無し　結果を表示のみの時
　　　　　ケ.出力ファイル指定
　　　　　コ.参照ボタン　　　　エクスプローラで選択
　　　　　サ.開始ボタン　　　　プリント開始
　　　　　シ.中止　　　　　　　中止
　　　　
　　　　f.Wordで出力時
　　　　　XPSで出力時に同じ