RVMX_AutoVirtualPaper(PDF)による回線設計関連データ埋め込み機能(試験機能)の追加

RVMX_AutoVirtualPaper(PDF)による回線設計関連データ埋め込み機能(試験機能)の追加

概要

 RVMX_AutoVirtualPaper(PDF)による回線設計関連データ埋め込み機能(試験機能)の追加。

   以前よりXPSフォーマットによりデータ埋め込みを行っていましたが、PDFフォーマットの方が普及しています。
  その為、今回試験機能としてPDFに回線設計関連データ埋め込み機能を追加してみました。
  追加した機能はRVMX_AutoVirtualPaper利用したVHF/UHF固定回線・多重回線・見通図作成及びRVMX_Autodpfqdを利用したサービスエリアです。
  動作は2025年版よりで、2026年版より試験機能のまま連続利用ができます。

1.基本機能の設定

    回線設計最初の画面でプルダウンメニューのシステム->PDF or Virtualpaperにチェック
    
    

2.VHF/UHF固定回線・多重回線・見通図作成での使い方

   基本操作は今まで同じです。
   -1.データ埋め込み
    印刷出力時にPDFへデータ埋め込みにチェック。
    
    これにより、結果のPDF出力は普通に行えるが、計算条件などのデータもPDFに埋め込まれます。

   -2.PDFよりデータ読み込み
    a.VHF/UHF固定回線
    
    b.多重回線
    
    c.見通図作成
    
    XPS;PDF File(Read)をクリックし、目的のPDFファイルを選択します。
    データが埋め込まれていると、そのデータを設定し[計算]・表示を行います。

3.サービスエリアでの使い方

   基本操作は今まで同じです。
   地図上へ結果を表示まで行いその後下記の操作を行います
   -1.データ埋め込み
     a.プルダウンメニューのファイル->保存をクリック
    

     b.pdfを選択しファイルを設定
    

     b.データ埋め込みの確認が出ます、はいをON
    

    これにより、結果のPDF出力は普通に行えるが、計算条件などのデータもPDFに埋め込まれます。

   -2.PDFよりデータ読み込み
    
     a.XPS;PDF File(Read)をクリックし、目的のPDFファイルを選択します。
      データが埋め込まれていると、そのデータを読み込み設定します。

     b.計算を開始するかの確認メッセージが出ます
    
     その後は普通の操作となります。

4.その他

    -1.本ソフトは参考の試験機能として付加しています、よってサポートは有りません。
    -2.今後不具合の報告などにご利用下さい
    -3.結果のpdfには結果は目で見えて、埋め込みデータはその再現に役立ちします
    -4.但し、埋め込みデータは基本的に無線関連のデータでDEM・建物や地図情報などは含まれていない為、完全には復元されないかもしれません
    -5.埋め込みデータはrvmx_pdfに特殊機能を付加して実現しています、またPDF本来の機能ではない為、動作は試験的としていまする

5.関連リンク

    -1.RVMX_AutoVirtualPaperによる汎用出力Toolβ版紹介
    -2.RVMX_AutoVirtualPaper(PDF)によるパンザマスト強度計算関連データ埋め込み機能(試験機能)の追加

  注意:.NetFrameWork4.7.2以上がインストールされている必要があります。

提供ソフトのQ&A
(有)RVMX