RVMX 指定範囲に対して人口推測をするToolβ(参考)

RVMX 指定範囲に対して人口推測をするToolβ(参考)

概要

 RVMX 指定範囲に対して人口推測をするToolβ(参考)を回線設計・警報音達シュミレーション・GISViewer等の外部ソフトよりも利用可能にします。

  各ソフトではGISによる指定範囲(画像や数値データ)をメッシュ化しシュミレーションしています。それらに対する人口推定を行うToolです。
  現在は外部ソフト(回線設計・警報音達シュミレーション・GISViewer等)よりの利用のみ提供となります。
  ソフト単体での提供は予定していません、よって人口密度の地図へ表示機能は未提供です。
  本機能は国土交通省が提供している500mメッシュ別将来推計人口データを元にしている為、日本国内のみが対象です。
  2019年度は試用で。正規版は2020年版よりの予定です。
   サービスエリアのデータより指定電界以上のエリアに住む年齢別の年変化

1.使い方

   -1.人口の集計には下記の二通り有ります。
    a.画面の設定エリアに対する人口密度を指定地図へ表示(未提供)
    b.画面及び外部ソフトよりの設定エリアに対する人口集計
     b-1.設定エリアに対する総人口・年齢別の人口集計
     b-2.  〃      年齢別人口構成
   -2.使い方には下記の二通り有ります。
    a.画面より範囲を指定し、集計
    b.外部ソフトよりデータ又は画像で範囲を受け取り集計
   -3.出力も下記の三通り有ります。
    a.人口密度を地図へ表示・CSV出力・3D地図表示(未提供)
    b.集計人口をメッセージとして表示
    c.  〃  グラフ表示
  2.画面説明
   -1.初期画面
   
    a.範囲設定
     コナーの緯度経度で範囲を指定します。
     a-1.地図よりボタン   地図を開いて緯度経度を指定
     a-2.行政界より     行政界より指定
   
     a-3.ファイルより    緯度経度付きファイルより指定
     a-4.中心と平方Km    左上コナーの緯度経度を中心として範囲をKm指定して指定。
     a-5.クリア       設定緯度経度をクリア
    b.開始ボタン       人口密度を抽出開始し、指定地図へ表示します。
    c.終了ボタン       本ソフトを終了します。
   -2.プルダウンメニュー画面
   ・システム
   
    a.人口集計       集計方法指定
     a-1.総人口      総人口集計
     a-2.年齢別      年齢別集計
    b.メッシュ数      範囲内を分割するメッシュ数指定(初期値=100)
    c.人口密度単位範囲   人口密度を集計する単位範囲を指定、人口集計の時は関係しません。
    d.人口推移データフォルダー 元データの格納フォルダー指定
    e.データ年度選択    但し、元データの範囲内でのみ可能
   
     e-1.現在       現在の年度として集計、元データに無い時は補完して集計
     e-2.手動設定     年度の指定
    f.海判定        海上部を除外する為、DEMデータを利用
   
      f-1.50mメッシュ   50mメッシュによる海を判定
      f-2.データフォルダー  〃   の格納フォルダーを指定
      f-3.10mメッシュ   10mメッシュによる海を判定
      f-4.5mメッシュ    5mメッシュによる海を判定
      f-5.設定       10mと5mのメッシュの環境設定
      f-6.Aster       Asterによる海を判定
      f-7.設定       Asterの環境設定
      f-8.USGS3       USGS3による海を判定
      f-9.設定       USGS3の環境設定
      f-10.ALOS       ALOSによる海を判定
      f-11.設定      ALOSの環境設定
    g.周辺県のデータ不足メツセージ 範囲より必要となる可能性のある県のデータを探しますが、不足している県をメツセージを停止します。
    h.終了          本ソフトを終了します。
                 ・人口抽出データ入力
   
      a.ファイル読み込み  範囲指定をするデータファイル(データや緯度経度付き画像ファイル)
                 外部ソフトよりの利用も、ここからとなります。
      b.条件設定画面    外部ソフトよりの利用と旧通貨の為下記の画面が出てきます。
   
       b-1.人口抽出と出力条件を設定
       b-1-1.数値の下限    最低電界値(dBμ)を設定(現在はmobilファイル読み込みの時用)
       b-1-2.行政界内     指定行政界のみを対象とする
       b-1-3.出力
        b-1-3-1.メッセージ  文字で人口集計の結果を連絡
        b-1-3-2.グラフ    結果をグラフ表示(年変化・構成・無しより選択)
   
       b-1-4.基本設定     その他基本的な条件を設定
   
        b-1-4-1.システムメニューのNが変更可能,RVMX 指定範囲に対して人口推測をするToolβ(参考)参照
       b-1-5.開始ボタン    進行抽出を開始します。
       b-1-6.キャンセルボタン 中断します。
     c.結果が表示されます。
   ・人口密度出力
   
      a.デバイス     出力先指定
       a-1.ファイル   CSV形式で出力をします。
       a-2.画像地図   地図上に指定色で作図します。
       a-3.3D地図    人口密度を立体地図上に表します。
      b.背景地図
   
       b-1.日本電子国土 Web経由の国交省提供の地図
       b-2.GoogleMap衛星 GoogleMap衛星地図
       b-3.GoogleMap道路 GoogleMap衛星道路
       b-4.BingMap衛星  BingMap衛星地図
       b-5.BingMap道路  BingMap衛星道路
       b-6.オープンストリートマップ オープンストリートマップ
       b-7.グレイスケール 白黒地図
       b-8.行政界作図   行政界作図指示
       b-9. 〃 の色   行政界線の色指定、但し行政界側で色指定していると無視されます。
      c.透過度       作図の透過度%を指定します。
      d.人口-色設定    人口(密度)と色の関係を設定します。
   ・人口
   
      a.都市の人口     行政界指定による人口推定
      b.グラフ
       b-1.年変化グラフ  年変化に対する人口変化グラフ
       b-2.年齢構成グラフ 年齢構成を円グラフ
       b-3.無し      グラフ表示なし
       b-4.色指定     グラフの色指定
   
   ・Help
   
      a.説明        本説明
      b.バージョン     バージョン表示
   

3.抽出中

   画面の左上に「人口抽出中」のメツセージが出ます。

4.検証

    但し、元データは2018/3取得より算出
    -1.愛媛県伊予市の2019年の例
   
     集計結果 総人口3万8千人
     伊予市のホームページより 令和元年9月末現在 36,988人
    -2.愛媛県松山市の2019年の例
   
     集計結果 総人口53万4千人
     松山市のウィキペディアより 2019年10月1日 509,139人

5.結果例

    -1.年齢別の年変化グラフの例
   

    -2.年齢別の構成グラフの例
   

    -3.年齢別のメッセージ例
   

    -4.人口密度を3D地図表示例
   高く成っている所が人が多い場所です。

    -5.一級河川の重信川が氾濫し松山市側の被災人口構成表示例
   河川の氾濫区域で上側の下流方向が松山市です

   年度と各年齢構成の変化を表しています


6.500mメッシュ別将来推計人口のデータについて

   -1.500mメッシュ別将来推計人口のデータはユーザーさん各自で必要な箇所を取得してください。
   -2.データの配置は、任意のフォルダーを作成し、そこにダウンロードしたzipファイルのまま配置してください。
   -3.配置フォルダーを変更したときは、以前のフォルダー名を削除か変更してください。それにより次回立ち上げ時にフォルダーの再設定画面が出てきます。

7.その他

    -1.元データは国土交通省が提供している500mメッシュ別将来推計人口データを利用。
      -2.元データは500mメッシュの為、誤差も有ります
    -3.サンプルに愛媛県のデータを取得しての検証の為、データは全て愛媛県内となっています。
    -4.メッシュはディフォルトが100ですが、変更すると行政界の検出が正常に動作しない可能性が有ります。
    -5.本機能は参考機能の為サポートはありません。

8.関連サイト

   -1.外部ソフトよりの利用
   -2.回線設計の見通図よりの利用

  注意:.NetFrameWork4.5以上がインストールされている必要があります。

提供ソフトのQ&A
(有)RVMX