発電用風車などの特殊構造物による風向による損失変化グラフ他2020年追加機能
発電用風車などの特殊構造物による風向による損失変化グラフ他2020年追加機能
概要 発電用風車などの特殊構造物による風向による損失変化グラフ他2020年追加機能(β版)です。
発電用風車などの特殊構造物(回転部分や障害物の下側を通過のある)による電波減衰予測システム(参考機能)です。
元々有った機能は、固定系の回線に対しの機能で、風向による損失変化グラフ他を追加したものです。
本来別ソフトですが、回線設計より参考で利用出来るようにしました。
回線設計の2020年版以降で動作し、2020年版は試用期間となり、2021年版より正規の参考機能とする予定です。
1.利用方法
・起動や基本操作方法
基本操作参照
-1.風向・羽根の回転によるによる損失変化グラフ
・無線局と風車条件を設定。
・損失を合計か最も近い障害で判定かを設定
全損失を合計チェック時が合計となります。
・羽根の正面と横の面積比を設定(小さいほど変化が大きくなります)
・損失計算ボタンをクリック 計算開始
・風車による損失変動より目的のグラフ表示をクリック
-1.風向きによる変動 長周期フェージング、風向きによる損失変化をグラフ表示
-2.羽根の回転による変動 短周期フェージング、羽根の回転による損失変化をグラフ表示
これにより、グラフが表示されます。
-2.サービスエリアへの影響
・サービスエリアと風車条件を設定。
・結果をサービスエリアをチェック
・損失計算ボタンをクリック 計算開始
時間が掛かるためプログレスバーが表示されます。
・結果が地図に表示されます。
秋田のテレビ放送への影響例(位置は地図より風車サイズは推定)
・マウスでデータ表示。
地図を拡大し表示例
・必要に応じてGoogleEarthで表示します。
風車を3D表現例
送信所の鉄塔を3D表現例
-3.風車の羽根の長さを0とすると柱のみとなる機能を追加
-4.追加メニュー
a.移動無線
a-1.減衰量を地図へ表示 減衰数値を地図へ表示
a-2. フォントサイズ 〃 のフォントサイズ指定
a-3. 距離間隔(m) 〃 の距離間隔(m)
b.干渉無し地図表示 サービスエリアで元のは電界による地図表示機能を追加
c.レベル-色設定 数値を地図へ作図するレベル-色設定
c-1.電界 電界のレベル-色設定
c-2.損失 損失のレベル-色設定
d.障害物(風車)の位置設定と確認
緯度経度入力Boxでマウスの右クリックでメニューが出ます。
d-1.距離と方位より 送信点よりの距離と方位を入力し、緯度経度へ変換
d-2.X距離とY距離より 〃 よりの横方向距離と縦方向距離を入力し、緯度経度へ変換(図面などより用)
d-3.距離と方位確認 〃 よりの距離と方位確認
2.サービスエリアへの影響での地図操作
プルダウンメニュー
-1.システム
a.ファイル
a-1.保存 地図画像(jpg,png,bmp等を緯度経度付きで)保存とデータ(拡張子mobil5)保存が出来ます。
b.終了 地図表示を閉じます。
-2.表示
a.画面に合わせる 地図をガメンサイズに合わせて、全体を表示のON/OFF
b.データ表示 マウスの移動で緯度経度と電界値・損失値を表示します。
地図を拡大し表示例
-3.GoogleEarth
a.表示 GoogleEarthで表示開始
b.3D 風車や送信柱を立体的に配置します。
c.アイコン指定 任意の画像をアイコンとして使います、但し、ローカルで表示のみです。ファイル出力では絶対アドレスが必要なため対応していません。
d.ファイル出力 KMZファイルへ出力します、これにより、外部への持ち出しも可能となります。
3.表示例
-1.風向きと回線方が一致したところで損失が最大となっている、又風向きが反対方向でも損失が最大となっている。
風車の面が回線を遮るようになる為。
柱による損失は変化しなくて、羽根の向きによる変化
-2.羽根の回転による損失変化、3枚羽根の例。
柱による損失は変化しなくて、羽根の回転角による変化
-3.全損失を合計チェック時の報告書例。
矢印個所が追加されています
4.関連操作説明
基本操作
発電用風車などの特殊構造物による移動系電波減衰予測システム(2018年以降)
発電用風車などの特殊構造物による風向による損失変化グラフ(2023年以降以降追加機能)
発電用風車などの特殊構造物反射によるサービスエリアへの影響予測システム(開発中2020以降の予定)
5.その他
-1.サービスエリアへの影響は秋田で発電用風車の影響でテレビの受信障害が出ているとの情報が有ったため、
試験データとして作成してみました。しかし、あまり大きな損失は出ていません、電界も十分にあります。?
原因は電界値の減衰ではなくて他に有るのでは、例えばブレード回転による短周期の電界変動への受信回路の対応動作?。
反射も現象が出ている地域では関係ないかと思われます。
注意:
-1.データは全て架空のものです
-2..Net Framework4.5以上がインストールされている必要が有ります。
-3.現在β版で、完成予定は未定です。
-4.GoogleEarthでの表示には、デイスクトップ用GoogleEarthがインストールされている必要が有ります。
-5.本ソフトは、回線設計より参考で提供中はサポートの対象外となります
提供ソフトのQ&A
(有)RVMX