RVMX AgentにRVMX AIを使ったChatBot(自然言語対応会話機能)を参考で付加
RVMX AgentにRVMX AIを使ったChatBot(自然言語対応会話機能)を参考で付加
概要 RVMX AgentにRVMX AIを使ったChatBot(自然言語対応会話機能)を参考でつけた機能です。
RVMX Agentにはもともと、簡単な会話機能がありましたが、最近はAIブームでRVMXでもAIを研究しています。
その中の一部機能を使いChatBot(自然言語対応会話機能)を実現し、RVMX_Agentより利用出来るようにしてみました。
機能には、試験的にヘルフディスクまがいの機能も付けてみました。(親ソフトの種別により応答は変わります)
2017年版以降で動作し、2017年版は試用期間で、2018年版より正規の参考機能とする予定です。
回線設計で「土地係数とは」と質問した時の答えで、バルーン表示と同時に喋ります。
1.利用方法
RVMX_Agentより設定
マウスの右ボタンクリックでコンテキストメニューが出てきます。そこで設定をクリック
2.設定画面
関連するのは、赤矢印の個所、その他はRVMX_Agentを参照
-1.RVMX AI(ChatBot)有効 聞き取りと意味を理解、及び返事の組み立てをRVMX AIに依頼します。発音はRVMX Agentに喋らします。
但し、本機能は参考の機能の為このチェック状態は保存しません。動作させるには毎回チェックが必要です。
-2.RVMX AI(ChatBot)設定ボタン RVMX AIの設定
a.親プログラム RVMX_Agentを起動してプログラム、これによりhelpの返答が違ってきます。
b.基本機能設定
b-1.発声関連は RVMX_Agentに喋らすので、AIの発声機能は使いません
b-2.音声認識 AIの機能を使いますので設定が必要です。
b-2-1.Microsoftエンジンインストールボタン Microsoft製の音声認識エンジンをDVDよりインストール(OS機能やGoogleに関しては必要ありません)。
b-2-2.認識文字表示 チェックを入れると、音声認識した文字列を画面の左上に表示します。
b-2-3.音声認識エンジン 音声認識エンジンの選択をします。
b-2-4.単語間隔 OSとMicrosoftの音声認識の場合に機能する、単語間の時間でこれ以内なら文字を接続します。過ぎると解釈に渡します。
b-2-5.Googleダイアログを隠す 下記のダイアログを出てこなくします。但し、瞬間は出てきます。
b-3.応答の短気度 応答者の短気度を設定。
b-4.応答の丁寧度 応答者の丁寧度を設定。(日本語のみ)
c.地図/GPS設定
c-1.地図の種類 地図表示をするときの地図の種類設定。(これに従わない物もあります)
c-2.GPS他設定ボタン GPSの設定をします。
c-2-1.種類 GPSフォーマット種類。(NMEAとJRC)
c-2-2.インターフェイス GPSインターフェイス選択
c-2-3.RS232C設定ボタン GPSのインターフェイスがRS232Cの時の設定をします。
c-2-4.地図の種類 GPSの地図表示をするときの地図の種類設定。
c-2-5.BingID設定 初期では、試用のIDをつけていますが、ユーザーさんで取得した時の設定ボタン。
c-2-6.確定ボタン 設定を確定します。
c-2-7.キャンセルボタン 設定を中止します。
d.追加機能(開発中)但し、カメラが必要
d-1.顔識別 顔より個人を特定します。
d-2.顔表情読み取り 顔より会話者の心理状態を判定
e.IBMワトソン(開発中)但し、評価用
e-1.有効 ワトソンを有効とする。
e-2.優先 ワトソン応答を優先とする。
e-3.コーパス 会話のコーパス。
e-4.ID設定 IDとパスワードの設定。
3.音声認識の比較
-1.OS機能の音声認識 RVMX_Agentと同じで、OSに標準搭載されている機能を使います。
動作中に出てきます
動作は、登録した言葉で認識します(現在数万件)、基本的に単語単位となる為、それを接続し一つの文章とする為、単語間の間が難しい。
-2.Microsoftが提供している音声認識 OS時のように画面は出てきませんが、基本的に動作はOSと同じようです。
-3.Googleが提供している音声認識 単語ではなくて一つの文章として認識します。また事前に単語を登録する必要が無い為、想定外の会話も受け付けます。
動作中に出てきます。ただし、ダイアログを隠すを設定していると出てきません
但し、Goolgeは評価機能と思われるので、いつ停止するかわかりません。また、1日の利用制限もあるみたいです。
本機能は、伽藍堂(がらんどう) 作成のフリーソフトを使っています。
4.応答
音声認識した質問に対して、意味を理解し会話者の意思を判定します。
この意思により、応答を組み立てます。
構成は簡単な基本会話はフロントのRVMX_ChatBotが対応し、対応出来ないときは、バックのRVMX Cloudに依頼します。
2017年中に、バックのRVMX Cloudに依頼した時の応答試験を、地球の反対側のアメリカより試験予定です。
また、応答には、音声のみとブラウザ表示があります。
特にヘルフディスクの多くは過去のQ&Aより、引用しているため、音声のみは回答のみを喋ります。よって、問が無いので意味が分かりづらいときもあります。
内容(インターネット参照や回答が長いもの)により、解凍をブラウザ表示したり、必要に応じて問も含めたブラウザ表示もあります。
5.その他
-1.本機能はCPUに余分な負荷を与えます。よって必要ないときはOFFにして下さい
-2.開発中の顔識別や顔表情読み取りはカメラがを同一にする必要があるため、可能か検討中。
-3.IBMワトソンは普及しているAI機能の紹介のつもりでつけようと思いましたが、調べるとIntent/Entities/Dialog等作りこみが必要なため、
RVMX AIのChatBotと同じようなことをしている。よって、同じ作業(言葉や意味を覚えさす膨大な作業)が必要となる為、簡単にできる方法がないか検討中
-4.IBMワトソンと同じようなAIはMicorosoftやGoogleなどでも提供しています。全て有料です。また、やっていることは同じようなことをしています。
6.関連ソフト