浸水3D表示でGoogleEarth用警報局と避難施設の作成機能(おまけ)

浸水3D表示でGoogleEarth用警報局と避難施設の作成機能(おまけ)

概要

 浸水3D表示でGoogleEarth用警報局と避難施設の疑似3D作成機能(おまけ)です。

  津波・高潮・豪雨等災害による浸水予想エリアを3D地図で表示するツール(参考)におまけで付けた機能です。
  無線局の景観シュミレーション(参考)の機能を利用してGoogleEarth用警報局と避難施設の3D表示機能です。
  動作は2020年度以降となります。正規版は2021年版よりの予定です(2020年版は試用機能です。)
  
  櫓タイプの4階の津波避難施設例
  
  スピーカ3方向(方向はシュミレーションの通り)・5EL八木空中線の市町村警報局例

1.使い方

   -1.基本機能
     津波・高潮・豪雨等災害による浸水予想エリアを3D地図で表示するツール(参考)を参照

   -2.GoogleEarth用警報局と避難施設の作成機能(おまけ)の利用
   
  櫓タイプの4階の津波避難施設例
    a.避難施設     避難施設のCSVを設定、フォーマットは避難施設のCSVフォーマットを参照
    b. 〃 編集    避難施設のCSVを画面で作成・試験、避難施設編集を参照
    c.警報局      警報局のCSVを設定、フォーマットは音達シュミレーション参照
    d. 〃 編集    警報局のCSVを画面で作成・試験、警報局編集を参照

2.避難施設編集 画面

   -1.初期画面
   
  
     a.避難施設一覧
     b.グループ    グループ名称(現在は特に動作への影響有りません)
     c.名称      避難施設名称
     d.緯度        〃 の緯度(ダブルクリックで地図を表示し、再設定が可能です)。
     e.経度        〃 の経度  〃
     f.高さ(m)       〃 の高さ(m)
     g.幅(m)        〃 の幅(m)
     h.奥行(m)       〃 の奥行(m)
     i.傾き(度)      〃 の水平の傾き(度)      j.色         〃 の色(ダブルクリックで色を変更できます)。
     k.型         〃 の型(櫓と建物型)
   
  
     l.階数        〃 の階数
     m.フェンスの色    〃 の屋上フェンスの色(ダブルクリックで色を変更できます)。
     n.フェンス柵     〃 の屋上フェンスの柵の型(縦とメッシュ型)
   
  
   
  縦柵例
   
  メッシュ柵例
     o.追加ボタン     〃 を追加します
     p.削除ボタン   選択されている避難施設を削除します
     q.確定ボタン   設定を避難施設ファイルへ保存します。
     r.キャンセル   設定を中止します。
   -2.プルダウンメニュー
     a.ファイル
   
  
      a-1.読込み  指定ファイルより避難施設データ読み込み
      a-2.保存     〃   へ避難施設データ保存
     b.試験
   
  
      b-1.選択済み  選択された避難施設の単独表示試験
      b-2.全て    全避難施設の表示試験

3.警報局編集 画面

    基本的には音達シュミレーションでのcsvファイルを使います。
    ここでは主に音達シュミレーションでは指定されていないものを指定します。又、さらに細かくは作成時に詳細指定画面が出ます。
   -1.初期画面
   
  
     a.警報局一覧
     b.グループ    グループ名称(現在は特に動作への影響有りません)
     c.名称      警報局名称
     d.緯度        〃 の緯度(ダブルクリックで地図を表示し、再設定が可能です)。
     e.経度        〃 の経度  〃
     f.警報高さ(m)   サイレン・スピーカなどの高さ(m)
     g.サイレン出力  音達シュミレーション用データです。
     h.スピカ出力       〃
     i.警報色     サイレン・スピーカなどの色(ダブルクリックで色を変更できます)。
     j.空中線型    空中線の型を指定、但し八木型のみ
   
  
     k.空中線高さ(m)    〃 の高さ
     l.機器取付高さ(m) 柱装柱の機器は箱の設置高さを指定します。(浸水の関係で水没しない高さに指定)
     m.確定ボタン   設定を警報局ファイルへ保存します。
     n.キャンセル   設定を中止します。
   -2.プルダウンメニュー
     a.ファイル
   
  
      a-1.読込み  指定ファイルより警報局データ読み込み
      a-2.保存     〃   へ警報局データ保存
     b.試験
   
  
      b-1.選択済み  選択された警報局の単独表示試験
      b-2.全て    全警報局の表示試験

4.表示開始時に出る画面

    -1.避難施設時   編集画面より作成すれば出る事はないと思いますが、必要な指定が無いと、詳細指定画面が出ます。
   
  
   
  櫓と建物
              但し、編集画面やcsvで設定されているものが優先します。
    -2.警報局時    詳細指定画面が出ます。
   
  
              但し、編集画面やcsvで設定されているものが優先します。

5.CSVフォーマット

    -1.避難施設
      下記にCSVの例を示します。
     グループ,名称,緯度(度),緯度(分),緯度(秒),経度(度),経度(分),経度(秒),高さ,幅,奥行,角度,色,型,階数,フェンス色
     ,避難施設1,34,29,19.9,132,32,46.6,40,20,30,10,ffffff88,h,3,ffff0000
     ,避難施設2,34,30,43.9,132,34,36,30,30,20,20,ff888888,s,4,ffffff00
     ,避難施設3,34,31,6.4,132,35,51.4,30,25,20,10,ff88ff88,h,3,mffffff00
    -2.警報局時    基本は音達シュミレーションに同じ。但し最後に編集で追加した情報が、3DOptionのヘッダーに格納されます。
           下記にCSVの例を示します。
     名称,緯度(度),緯度(分),緯度(秒),経度(度),経度(分),経度(秒),高さ,スピーカ出力,3DOption
     Test,33,7,28.1,133,30,55.1,14,p1:100/50/300,&0xffc0c0c0&3&14&1.5&0xffc0c0c0&3&14&1.5

6.結果例

   -1.20mの津波による浸水例
   
  避難施設30mの内20mが水没している例
   -2.建物方式の避難施設例
   
  最上階のみに窓が有ります。
   -3.市町村防災の警報局例
   
  スピーカを赤くしています

5.その他

    -1.本機能はおまけで動作の補償は有りません。
    -2.GoogleEarthなどはGoogle社の仕様変更等により、動作しなくなる可能性が有ります。
    -3.GoogleEarthの不具合と思われますが、フォルダーに特殊文字(#等)が有ると正常に動作しないことが有るみたいです。
      ソフトは問題有りません、GoogleEarthを起動するkmzファイルの配置場所の事です。
    -4.説明で使われているデータは架空のものです。

6.関連リンク

   RVMX GISViewer
   国土交通省が提供している緊急輸送道路の作図機能紹介
   国土交通省が提供している河川データの作図機能紹介
   国土交通省が提供している浸水想定区域データの作図機能紹介
   国土交通省が提供している避難施設データの作図機能紹介
   国土交通省が提供しているヘリポートデータの作図機能紹介
   国土交通省が提供している鉄道の作図機能紹介(2016年版より)
   国土交通省が提供しているバス路線の作図機能紹介(2016年版より)
   国土交通省が提供している定期旅客航路の作図機能紹介(2016年版より)
   国土交通省が提供している警察署の作図機能紹介(2016年版より)
   国土交通省が提供している消防署の作図機能紹介(2016年版より)
   国土交通省が提供している医療機関の作図機能紹介(2016年版より)
   国土交通省が提供している学校の作図機能紹介(2016年版より)
   国土交通省が提供している公共施設の作図機能紹介(2016年版より)
   国土交通省が提供している発電所の作図機能紹介(2016年版より)
   国土交通省が提供している港湾の作図機能紹介(2016年版より)
   国土交通省が提供している低位地域の作図機能紹介(2017年版より)
   国土交通省が提供している密集市街地の作図機能紹介(2017年版より)
   国土交通省が提供しているダムの作図機能紹介(2017年版より)
   国土交通省が提供しているバス停の作図機能紹介(2017年版より)
   国土交通省が提供している人口集中地区の作図機能紹介(2017年版より)
   国土交通省が提供している河川流域の作図機能紹介(2017年版より)
   国土交通省が提供している小学校校区の作図機能紹介(2017年版より)
   国土交通省が提供している豪雪地帯の作図機能紹介(2017年版より)
   国土交通省が提供している上水道の作図機能紹介(2017年版より)
   国立研究開発法人 防災科学技術研究所・産業技術総合研究所が提供している活断層の作図機能紹介(2018年版より)
   国立研究開発法人 防災科学技術研究所が提供している地震予測データの作図機能紹介(2018年版より)
   国土交通省が提供している津波による浸水想定区域の作図機能紹介(2018年版より)
   国土交通省が提供している500mメッシュ別将来推計人口データの作図機能紹介(2019年版より)

  注意:.NetFrameWork4.5以上がインストールされている必要があります。

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