音達シュミレーションでの仮想メモリー設定
音達シュミレーションでの仮想メモリー設定
概要 音達シュミレーション等で全局シュミーション等の多くのメモリーを使う処理への対応方法
物理メモリー(RAM)の利用率がある一定の比率を超えると、仮想メモリーをページング(スワップ)で使います。しかし、それでも不足するとメモリーオーバーが生じます。
仮想メモリーはハードディスクをメモリー代わりに使います。よって、速度は遅く成ります。
1.音達シュミレーションでの全局シュミーション時のメモリー消費の確認
-1.ソフトのルートフォルダーにmemorytest.txt(中身は不要です)をメモ帳などで作成し配置。
-2.全局シュミレーションを実施
-3.memorytest2.txtが出来ているので内容を確認
下記に一例を示します。
,,Start,合計物理:3.91 GByte,空き物理:1.56 GByte,合計ページ:5.53 GByte,空きページ:2.23 GByte
合計ページと空きページは物理メモリと仮想メモリの合計となります。
・・・・
15/1030,15:10:12,AAA,空き物理:0.94 GByte,空きページ:1.3 GByte
16/1030,15:10:13,BBB,空き物理:1 GByte,空きページ:1.3 GByte
意味は
初回に 合計物理メモリーや合計ページ(利用仮想メモリー)を記録します。
,,Start,合計物理GByte,空き物理GByte,合計ページ(利用仮想メモリー)GByte,空きページ:GByte
実際のデータ時は下記の書式となります。
局順/全局数,時刻,局名,空き物理GByte,空きページ:GByte
コントロールパネルよりの設定で最大仮想メモリーが変更できます。
2.空き物理(メモリー)や空きページ(メモリー)が少なくなるとメモリーオーバーや異常終了などの不具合が生じます
その時は、最大仮想メモリーを大きくしてみて下さい。
3.Windows10等の端末OSでの最大利用可能物理(RAM)メモリー。
OSが32Bitの時は約2GBが上限です。
OSが64Bitの時は約4GBが上限です。
よって、Windowsではそれ以上物理(RAM)メモリーを追加しても効果は有りません。しかし、サーバー等ではこれ以上に利用可能です。
4.その他
メモリー消費は、該当ソフトだけではなくて、バックグランドで動作中のソフトやドライバー・OSの自動アップデート・自動更新等もメモリーを消費します。
よって、PCにやタイミングにより差が有ります。
当方で1000局で検証した結果、OKの時もあり、異常終了する時もありました。(環境 Windows10 64BitOS メモリー4GB)
但し、最大仮想メモリーを変更しての効果は、他のメモリー消費の影響が大きく正確には確認できていません。
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