エリア調査ソフト及び混信調査ソフトで汎用受信機(AR2300)を電界測定に利用
エリア調査ソフト及び混信調査ソフトで汎用受信機(AR2300)を電界測定に利用
 概要
 エリア調査ソフト及び混信調査ソフトで汎用受信機(AR2300)を電界測定に利用する機能です。
 本機能は、2013年版以降で動作し、2021年版より正式機能と成ります。
 今までは、汎用無線機AR5001Dへ対応していました
 今回リモート専用受信機AR2300より電界を直接入力する機能の追加です、本説明はAORのAR2300で実施。
  追加機能としては、下記方式で対応しています。()
  ・B方式 新規に通信用ソフトを外部Toolとして作成し利用(エリア調査ソフト及び混信調査ソフト)
  AR2300
AR2300
1.利用方法
   -1.ドライバーのインストール。
    汎用受信機の説明書に従い、インターネットよりドライバーを取得しインストール。
    AR2300の例ではhttp://www.ftdichip.com/FTDrivers.htmよりVCPドライバーのWindows版を取得
   -2.接続方法は、汎用受信機とPCをUSBケーブルで接続(B方式)(AR5001Dの時対応していたA方式は非対応)
  汎用受信機のUSB端子
汎用受信機のUSB端子
    USB及びRS232Cでも接続可能
   -3.エリア調査ソフト or 混信調査ソフトのフォルダーに汎用受信機を登録ファイルを配置
  ファイル名はradio.config
ファイル名はradio.config
    これにより、標準機能の無線機に置き換わります。(AR3200.zipがついていますので、解凍すればradio.configとAR3200.configが有ります)
  無線機の名称により変わります
無線機の名称により変わります
   -4.混信調査ソフトの場合は汎用受信機の帯域にソフトの設定帯域を合わせる必要があります。
2.設定方法
   基本的に、下記の方法(電界測定器の代わり)があります。
   ルートに有るAR2300.zipを解凍し、AR2300.configとradio.configをルートフォルダーへコピー
   ・エリア調査ソフトで電界測定器の代わりにする。(B方式)
    -1.プルダウンメニューのシステム->受信機(AR2300)が出てきます
  
    -3.標準機能無線機のSeriPortの設定
  
 
     a.Serial Port設定
      初期値は、115200Baud、8Bit、1StopBit フロー無し、Com番号は接続により変化します
   この例ではVirtual Portは試用しないで下さい
この例ではVirtual Portは試用しないで下さい
   ・混信調査ソフトで電界測定器の代わりにする。(B方式)
   ルートに有るAR2300.zipを解凍し、AR2300.configとradio.configをルートフォルダーへコピー
    -1.プルダウンメニューのシステム->受信機(AR2300)が出てきます
  
    -2.Radio RS232C設定
  
     a.Serial Port設定
      初期値は、115200Baud、8Bit、1StopBit フロー無し、Com番号は接続により変化します
   この例ではVirtual Portは試用しないで下さい
この例ではVirtual Portは試用しないで下さい
3.操作方法
    上記のファイルの設定のみで、その他は今までと同じです。
   ・電界測定器の代わりにする時の測定中
  右矢印のアイコンがタスクバーに表れます。
右矢印のアイコンがタスクバーに表れます。
4.データが取り込めない時の操作
    汎用受信機がデータを返してこない時。
    対策は、現象が出たときに下記の操作をしてみてください。
   ・エリア調査ソフト及び混信調査ソフト電界測定器の代わりにする時
    下記のメッセージが出たとき、汎用受信機の前面のPowerスイッチをOFFし、再試行のボタンをON
  
5.基本機能へのリンク
    -1.エリア調査ソフト
    -2.混信調査ソフト
    -3.汎用無線機AR5001Dへの対応
  注意:本機能は.NetFrameWork4.5以降がインストールされている必要が有ります。
     この機能は電界値入力のみです。
 提供ソフトのQ&A
(有)RVMX
       