エリア調査で回線設計のサービスエリアシュミレーションを補正 

1.まえがき

 机上シュミレーションデータを実測データで補正し、精度をあげる目的でこの機能があります。

 よって、机上シュミレーションのエリアと実測エリアは一致している必要が有ります。

 又、実測データはエリア内の多くの地点(出来ればエリアの特徴を代表するような)

 のデータが多く有るほど精度が上がります。

2.準備

 補正に使う、実測データを読み込み

3.一律補正値算出

 シュミレーションのメッシュ単位で補正値の平均値を求め、その後補正値があるメッシュ全体の平均値

 を求める。

 -1.机上値との一律補正値算出をクリック

-2.補正するシュミレーションファイルを選択(.mobil)

-3.結果表示例

4.机上シュミレーションの一律補正

 算出した一律補正値を使い、シュミレーション値(電界)を補正する

 (保存ファイルの拡張子がmobil1となる) 

5.机上シュミレーションの面補正

 最寄の補正値を使い、シュミレーション値(電界)を補正する、

 またその影響する範囲も指定できます。

 (保存ファイルの拡張子がmobil2となる) 

 

-1.条件設定

 A. 影響範囲設定%(全エリアに対する、例えば100メッシュで10%とした時は、実測地点より

  10メッシュまで、且つ3メッシュ目から10メッシュまでは影響範囲外補正値と直線補間) 

    0=実測地のあるメッシュのみ補正

    -1=最寄の実測地で補正(影響範囲外はなし)

 B.影響範囲外の補正値設定

6.修正エリア図作成

 補正したシュミレーションデータにより地図上にエリア図を作成(補正無しも可能)

 

 

 

-1.条件設定

 A. Level エリアとする基準電界値を設定、又エリアに塗る色も指定。

 B.陸上のみ 海上をエリアから外すとき指定。

 C.フイルタ(1孤立メッシュの削除) 周辺がエリア外で1個のみのメッシュを削除

 D. シュミレーションの範囲指定 シュミレーションのエリアに自治体を指定出来ます

 (複数可能)水色の箇所をダブルクリック(その後の操作は行政界の操作に同じ)

 E.OK 作成開始

 F.Cancel 中止

-3.結果表示例

-2.シュミレーションファイルを選択

 ファイルの種類で、机上(mobil)・一律補正(mobil1)・面補正(mobil2)が選択できます。

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