実際のスマートリモコンによるIOT検証

 IOTは本来なら機器及び人間間で直接通信するものですが、現状の機能を組み合わせて実施しました。
 IOTの暫定機能としてスマートリモコンによる機器間接続の実際を検証してみました。
 試したのは各機器との通信に下記のスマートリモコン2機種を利用。
   
   LinkjapaneRemote mini
 
   BroadlinkBroadlink RM mini 3
 基本的には同じものですが、eRemote miniは日本のベンダーがサポートし、Broadlink RM mini 3は日本国内向けのサポート無しです。
 また、人間との通信にGoogleHome(人間とのインターフェイス[Googleアシスタント])を利用
  1.構成
   -1.本来の構成
 
   各機器がインターネットで接続
   -2.暫定の構成(今回の構成)
     現状の機器は外部よりはリモコン制御の機能しか持っていないのが殆んどです。
 
   スマートリモコン経由で接続

2.設定方法

   -1.スマートリモコンの設定
    但し、Broadlink RM mini 3はアメリカ用Apple IDの取得などが必要なため中断、下記はeRemote miniでの設定例
    a.Android端末で専用アプリ(eHome)をインストール。
    b.アカウン登録
    c.デバイス追加
    d.WiFiの設定
    e.各機器のリモコン信号設定
   -2.GoogleHomeの設定
    a.Android端末でGoogleアプリのGoogleHomeをインスール
    b.Google Homeアプリを起動し、右下のアカウントアイコンをタッチし、[・・・その他の設定]をタッチします。
   c.アシスタントタブ → 「スマートホーム」をタッチします。右下の「+」をタッチします。
    d.「LinkJapan eHome」を検索しタッチします。続いてeHomeアプリのアカウントをGoogle Homeにリンクさせます。
    e.eHomeアプリで登録したアカウント、パスワードを入力し、「サインイン」をタッチします。

3.動作確認

   -1.テレビ制御 GoogleアシスタントへOK Google テレビをつけてやチャンネル変更の指示に成功
   -2.エアコン制御 GoogleアシスタントへOK Google エアコンをつけてやきっての指示に成功
   -3.複数の部屋の照明制御  GoogleアシスタントへOK Google リビング・ゲストルーム照明をつけてや暗くしての指示に成功
     但し、複数の部屋を一つのスマートリモコンで制御するには、リモコン信号の到達可能位置にスマートリモコンを設置する必要があり。

4.今後動向・希望

   -1.各機器に直接通信が出来る機能を持たせる。
   -2.各機器間の通信プロトコルや内容の標準化が必要。
   -3.機器間通信に人間とのコミュニケーションも必要。

5.関連リンク

   -1.IoT(Internet of Things)へのRVMXの取り組みと展望について
   -2.スマートリモコンによるIOT暫定通信及び人間とのコミュニケーションについて

(有)RVMX